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エスペラントは2045年以降も生存可能か

37Kia-kablo-mi-estu?:2007/02/12(月) 20:01:03
>ドイツが賠償をしたのは、ホロコーストの犠牲者のみであり、通常の戦闘による被害
に対しては、まったく賠償をしていない。

全く賠償をしていない、と言うのは大げさにしても何を持って償いとするかも特に被害を受けた
民衆にとっては、重要なのです。

第二次世界大戦でのドイツの敗戦はベルリンに於ける市街戦にまで至りました。そのため
ドイツの被害は戦死者をとってみてもその大戦ではソ連に次ぐ一般市民の犠牲者数を
数えました。

日本人の民間人の犠牲者は広島、長崎への原爆投下や東京大空襲も影響もあって、
多いように思われますが、本土は市街戦に巻き込まれてはいません(沖縄を忘れるべからず)。
それゆえ、中国、フィリピンの民間人犠牲者の方が多いのです。
それから基本的なインフラも壊滅的なダメージと言うものでもありませんでした。

ドイツ国内状況はというと賠償どころか、英国を除く多くの他の欧州諸国と同様に
マーシャルプランによるアメリカの援助をまてないほどの緊急援助を必要とするほどでした。

それから、第一次大戦後のドイツへの過酷な賠償請求が、あれだけ民主的なワイマール憲法体制化でも
排外主義に訴えたナチスの宣伝が功を奏し、彼らをして合法的に権力を掌握させる結果の大きな誘因に
なったことを戦勝国民は忘れてはいませんでした。

戦後のドイツ政府・国民と特に西欧諸国は戦争に至った過去の教訓と戦争に明け暮れた
これまでの長い歴史経過を踏まえて今のEUへ向かう互恵協力を優先したのでした。
このためにドイツは賠償金と言う金銭的なものよりもっと大切なものを共に傷ついた戦勝諸国に
対して提供してきています。
それは、口先だけでなくナチス復活の根を絶とうとする実際的な行動を一貫してドイツ政府が
行ってきたことです。そのことについては、いちいち、ここで私が申し上げなくても世界平和を
旨とするエスペランチストならお分かりでしょう。


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