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聖書よまねえクリスチャンなんているの?Ⅱ
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彼に陳述される主題にしたがって常に教える使徒たちはそれを気づかせよ
うとする。
「先生、夕暮れは近づいています。ここは荒れ野で家々と村は遠く、暗くて、
湿気が出てきました。もうすぐここは互いを見分けることも出来なくなりますし、
月の出も遅く、歩けなくなるでしょう。タリケアに行くかヨルダン沿いの村落
に行くように群衆を解散させて下さい」。
「彼らはそこへ行くには及びません。彼らに食べる物を与えなさい。彼らは
わたしを待ちながらここで眠っていたように眠れます」。
「わたしたちには五つのパンと二匹の魚しか残っていません。先生、あなたは
それを御存じです」。
「それらをわたしに持って来なさい」。
「アンデレ、あなたは少年を探しに行きなさい。彼が食物袋の番人です。
少し前には律法学士の息子と別の二人と一緒にいて王様遊びの花冠造りをし
ていました」。
アンデレは大急ぎで去る。それにヨハネ、フィリポも、いつも移動している
群衆の間にマルグツィアムを探しに行く。ほとんど同時に彼らは、食物を入れ
た袋を肩から斜めに負い、仙人草の花蔓(つる)を頭部に播き、剣に見立てた
仙人草の太目の茎の一節を吊るし、同じ仙人草の蔓のベルトを締めたマルグツィ
アムを見つける。彼と一緒に同様に奇抜な恰好をした七人の男の子たちがいて、
律法学士の息子を従者にしている。体、手足がほっそりして華奢で、幼時から
病苦に苛まれてきたらしくとても真剣な目をした少年で、他の少年たちよりも
王らしく花で飾られている。
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