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マリア崇敬について

19パンとワイン:2008/10/25(土) 21:33:59 ID:LUyIo6p6
(18より続く)

3.第三の封印を開いた時
  小羊が第三の封印を開いたとき、第三の生き物が「出て来い」と言うのを、わたしは聞いた。
  そして見ていると、見よ、黒い馬が現れ、乗っている者は、手に秤を持っていた。
  わたしは、四つの生き物の間から出る声のようなものが、こう言うのを聞いた。
  「小麦は一コイニクスで一デナリオン。大麦は三コイニクスで一デナリオン。
  オリーブ油とぶどう酒とを損なうな。」(黙示録 6:5〜6)

(1) 黒い馬は誰か
  白は汚れていない、ということから清らかさを意味し、聖なる者を表すのに用いられます。
  他方、黒は何色にも染まらない、ということから公平、中立を意味するので、
  黒い馬は聖なる審判者を表します。

(2) 個々の単語
  参考となる聖書の箇所はヨハネ福音書4:34〜36です。
  「イエスは言われた。『わたしの食べ物とは、わたしをお遣わしになった方の御心を行い、
  その業を成し遂げることである。
  ・・・・・
  既に、刈り入れる人は報酬を受け、永遠の命に至る実を集めている。・・・』」

  「小麦は一コイニクスで一デナリオン。大麦は三コイニクスで一デナリオン。」
  とありますが、このままでは意味が取れないので、
  「小麦は一コイニクスで一デナリオンと交換する。大麦は三コイニクスで一デナリオンと交換する。」
  と解釈します。

 a) デナリオン
  一デナリオンは当時の労働者の一日の報酬に相当し、
  マタイ20章にある通り、一生の報酬、すなわち永遠の命を指します。

 b) コイニクス
  一コイニクスは当時の一日分の穀物量に相当します。
  ヨハネ福音書4:34〜36では食物を信仰に譬えていましたので、
  一デナリオンの比喩のように一日を一生に置き換えれば、一コイニクスは人の一生涯における信仰を指します。

 c) 小麦と大麦
  黙示録7:2〜8にはイスラエルの12部族で14万4千人が生ける神の刻印を押された旨が書いてあります。
  (彼らはイエスを信じる人々です)

  黙示録7:9〜10には、あらゆる国民、部族、民族から大勢の人々が、白い衣を身に着けている旨が書いてあり、
  黙示録 3:5前半には「勝利を得る者は、このように白い衣を着せられる。」と書いてあります。

  よって、小麦と大麦は、イエスを信じるイスラエルの12部族の人々と、それ以外の国の人々を指します。

 d) オリーブ油とぶどう酒
  「オリーブ油とぶどう酒とを損なうな」とあります。オリーブ油は、油を注がれた人を指します。

  福音書ではぶどう酒はイエスの血を意味します。
  黙示録7:14後半に「彼らは大きな苦難を通って来た者で、その衣を小羊の血で洗って白くしたのである。」
  とあるので、ぶどう酒は証しのために迫害された人を指します。

 e) はかり
  はかりは、人々の信仰を裁くことを指します。

(3) 黒い馬に関する文章自体の意味
  「見よ、黒い馬が現れ、乗っている者は、手に秤を持っていた。
  わたしは、四つの生き物の間から出る声のようなものが、こう言うのを聞いた。
  『小麦は一コイニクスで一デナリオン。大麦は三コイニクスで一デナリオン。
  オリーブ油とぶどう酒とを損なうな。』」(黙示録6:5後半〜6:6)」
  という文章に、上の (1), (2) で説明した個々の単語に対応する言葉を代入すると

  「見よ、黒い馬(聖なる審判者)が現れた。
   乗っている者は、手に秤を手に持っていた。(人々の信仰を裁こうとしていた)
   わたしは、四つの生き物の間から出る声のようなものが、こう言うのを聞いた。
   『小麦は一コイニクスで一デナリオン。大麦は三コイニクスで一デナリオン。
   (イエスを信じるイスラエルの12部族、及びその他の国の人々は一生の信仰を判断して永遠の命を与えよ)
   オリーブ油とぶどう酒とを損なうな。』
   (油を注がれた人や証しのために迫害された人は少ないけれども見落とすな)

  になります。


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