思うこと

2：キラーカーン：2011/04/09(土) 22:43:12: 中央公論の最新号かと思いますが、内田樹氏の文で

日本人は天才からは立ち上がれるが、人災からはどうだろうか

という一節がありました。
　我が国に暮らす以上、地震、火山噴火、台風というものは避けられないし、人知を超えたものだから既往はどうであれ将来を見るしかないが、人災は「あの時こうしていれば」という悔恨が残るので、立ち直り難いという趣旨でした。
　阪神淡路大震災を経験した自身（内田氏の本職は神戸女学院大学教授）の経験からも

　地震や津波の被害だけなら失望しないが、原発はどうだろうか

という疑問を呈しています。
　外国の被災者に対する驚嘆と称賛はその通りだと思いますが、それと日本政府への評価とはつながっていないというのが気がかりです。

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