1、半年間講義を受けて、習得したことや特に印象に残っていることを書きなさい。(20点)
2、(1)次の空欄に当てはまる言葉を書きなさい。(20点)
民法上の担保( ① )は、( ② )の担保を唯一の目的として存在しているから、
( ② )の存在しないところに担保( ① )だけが存在することは不可能である。
これを、担保( ① )の( ③ )と言う。
(2)なぜ、民法では( ② )の担保を( ① )として扱うのだろうか、その意義を書きなさい。
3、BはAへの借金の担保として自分の工場に抵当権を設定し、登記した。
この工場には抵当権が設定される前から、2台の機械が置かれていた。
ある日、Cによって工場が放火され、工場の一部と一台の機械(甲)が焼失してしまった。
Bは、無事だった方の機械(乙)を工場外に搬出した後、抵当権が設定されていることを知っているDに売却した。
また、BはDから大型の新しい機械(丙)を購入して、再建後にすえつけるつもりである。
Bは、保険会社Eから火災保険金を受けながら、小規模な修繕をし、残りを滞りがちな借金の返済の原資にするつもりである。
このとき、AはB、C、D、Eに対して、どのような主張が出来るか。
B、C、D、Eの反論も絡めて自説を論じなさい。(60点)