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アラブ・中東の音楽

3さーひぶ。:2004/07/10(土) 23:38
アルジェリアの「ライの女王」シェイハ・リミッティさんのコンサートを聴いてきました。
ライを生で聴くのは初めてでしたが、現代ヨーロピアン・ポップス風のバンド伴奏付き、
「ジャポン、アロー」とフランス語混じりのアルジェリア方言による陽気なフォークロアという感じでした。
今年81歳になるという高齢にも拘らず、若々しく精力的で衰えない歌唱力、
ベンディールというタンバリンを叩き、ときどき小躍りしながら2時間以上も歌い続ける体力、
ウンム・クルスームを思わせるカリスマ大歌手の貫禄と恰幅(笑。
重信メイさんら最前列の聴衆が立ち上がって舞台のダンサーと一緒に踊りだすなど、
会場は大いに盛り上がりました。
ホセイン・アリーザーデさん一座も聴きにきていました。
アリーザーデさんのお行儀よい古典音楽(しかも浜離宮ホール)とちがって、
こちら(草月ホール)はかなりくだけたコンサートでした。

会場で売られていた彼女のCD「Aux sources du Raï」を買ったら、
発行者は何とパリのIMA(アラブ世界研究所)でした。
アルジェリアの独立後、彼女が仏側に協力したとか、歌詞がわいせつだとかいう理由で
アルジェリアのメディアからは締め出され、70年代以降はフランスを中心に活動している
とのことです。アルジェリア本国では政府からは嫌われているものの、民衆の人気は変わらず
「ライの母」として絶大な影響力があるらしいです。

第20回<東京の夏>音楽祭。この後、パキスタンのカッワーリーも予定されています。
http://www.arion-edo.org/tsf/2004/program/concert.jsp?year=2004&lang=ja&concertId=m05


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