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アラブ・中東の映画

80さーひぶ。:2007/03/25(日) 01:32:26
>>79の続き)

『クロース・トゥ・ホーム』(Close to Home, 2005)
イスラエル国民は18歳になると男女とも兵役に就かなければならないが、
その実体験を元に、二人の女性監督が二人の女性兵士の生態で魅せる作品。
ヘブライ語の台詞には英語の字幕が、英語の台詞にはヘブライ語の字幕付き。

徴兵制度により、エルサレムのパトロール隊に配属された二人の若いギャル。
スマダルはただのギャルで、兵士としては怠け者で落ちこぼれ。ミリトは
勤務地が自宅に近すぎる(close to home)ので、転属を願っている女の子。
テロ事件が頻発するエルサレムでは、街を移動するアラブ人に職務質問をして
ID(身分証)を確認し、個人情報を書類に「登録」するのが欠かせない任務。
二人はユダヤ人とアラブ人をうまく見分けられず、さぼってばかりいるので
登録の成績はすっかり落ちこぼれ。上官(女性)から叱られてばかりいる。(以下略)

街を歩いていてアラブ人と見られるだけで、その都度、兵士から取り調べられ
るのではたまったものではないだろうと、その監視社会ぶりには驚かされます。

「食物持込禁止」と英語・ヘブライ語・アラビア語で書かれている所にアラブ女性
が食べ物を持ち込み、スマダルが口語アラビア語で注意するのですが、
肝心の「食物持込禁止」(ممنوع من الدخول مع أكل)という文語アラビア語表示
がそのアラブ女性には読めない、という体たらく(文盲率の高さのため)。
スマダルが女性から食物を奪い取って、ゴミ箱に捨てます。おそらく実体験でしょう。

イスラエルにおけるユダヤとアラブのコミュニケーション不全を浮き彫りにしていて、
その意味でも興味深い作品といえそうです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Close_to_Home_%28film%29

>>81に続く)


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