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アラブ・中東の映画
8
:
さーひぶ。
:2003/11/27(木) 01:44
【特集上映:イスラム革命前のイラン映画】
昨日は短編・中編3本が上映されました。
『あの家は黒い』1962年 フォルーグ・ファッロフザード監督
何と、ハンセン氏病施設を描いた実録的映画です。「ベン・ハー」のようなメーキャップ
ではありません。皮膚がただれた本物の患者の日常の暮らしをそっくりそのまま描いています。
監督が女流詩人ということで、現実的ながらも詩的な感じに仕上がっています。
短編ですが、キアロスタミ、マフマルバフら巨匠も絶賛したそうです。
この映画は全人類が見るべき傑作なのかも知れません。
『リリース』1973年 ナセール・タグヴァイ監督
イラン映画になぜかよく出てくる「金魚」にちなんだ話。
海で釣りをしていた少年の一人が金魚を釣り上げる。(ふつう、海水に金魚がいますか?)
ちょっとしたことから他の少年に奪われて、追いかけて取っ組み合いになる。
釣った少年が奪った少年を石で殴って怪我をさせ、父親から物置に閉じ込められる。
奪ったあの少年が格子窓から水を差し入れて言う。「金魚は海に返したほうがいい」
なんとか物置を逃げ出した少年は、海に金魚を返しに行く。
イラン映画のこども物の秀作は、革命前からあったんですね。
でもなぜイランに金魚? 海に金魚?
『旅』1972年 バハラム・ベイザイ監督
父親を探す少年を物売りの少年が店を逃げ出して助けながら小さな旅をする小品。
探し当てた父親とおぼしき男と妻から、少年は追い返されてしまう。
ストーリーはそれほど面白いとは思いませんが、革命前のイランの下町の情緒を
感じさせてくれます。
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