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改めて、科学の基本を教えます

15GB:2025/11/28(金) 21:51:52 ID:CwmY3r1w
>環境自体に種の多様化に応じた多様性が存在するわけではないのです。

適応放散という用語が意味することを挙げておきます。
「起源を同一にする生物群が、種々の異なる環境に最も適した生理的または形態的な分化を起こして、多くの系統に分かれること。現在の地球上に多様な種が見られるのは、長い間の適応放散の結果である。

生活場所では地上、地下、樹上、空中、水中などに、食性では肉食性、虫食性、植食性などに、時間的には昼行性、夜行性への放散がある。

例えば、オーストラリア大陸では有袋類が種々の異なる環境へと放散し、現在約140種が生息している。コアラ(樹上性、植食性、夜行性)、タスマニアデビル(地上性、肉食性、夜行性)、フクロアリクイ(地上性、虫食性、昼行性)などがその一例である。」

>適応は極めて個別的な物ですね。個々の環境に適応する。
>対して放散はソレに無関係に拡がることを意味します。

個々の環境に適応することと、生息域を広げること、つまり多様な環境に適応していくことに何の違いもない。生物たちは、しゃにむに生存の場を「開拓」していく。
ただし、その過程は生物自身の「開拓の意思」でも、人が想像する「外側の意思」でもない。
変異と選択という「自然現象」を通してもたらされるものです。


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