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ID再考 & 科学と疑似科学とを判別するヲチスレ

310GB:2025/08/09(土) 22:15:14 ID:CwmY3r1w
ペイリーの『自然神学、または自然の出現から収集された神の存在と性質の根拠』にある
懐中時計のアナロジーは、啓示宗教の神とは異なる純粋なクリエイターとしての神を示そうとするもの。
自然界に秩序や設計を見出し、目的論的にそれらの創造者である知的存在、つまり神の存在を主張するわけ。

このスタイルの神の存在証明はデザイン論証とも呼ばれ、トマス・アクィナスの目的論的論証と同質でスコラ学の神学ともいわれる。その成立のきっかけになったのはイスラム教世界での議論であって、要するにユダヤ・キリスト・イスラム教のベース、クリエイターを奉る砂漠の一神教内での解釈問題だったわけ。

インテリジェントデザイナー論は宗教色を消す必要があったので、啓示宗教には言及しない。
キリスト教世界で啓示宗教を捨てれば、目的論的な神の存在証明を採用するしかない。
神様はジーザスではない。自然の創造者である知的な存在(インテリジェントデザイナー)なんだという具合に。

一神教の大きな影響下でどういう思想の浮沈があろうと、文化・価値観に関わるものだからまぁあたりまえの話と受け止めた方がいいんだろう。われわれ日本人には骨身にしみた理解は難しいが。
とまれ、ひとつはっきりと言えるのが、科学の理論を、理解もせずに否定するのはダメだということ。
すでに破綻している「還元不能な複雑性」のように、そういう主張は結局破棄されるわけだけどね。


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