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ID再考 & 科学と疑似科学とを判別するヲチスレ
220
:
GB
:2025/06/11(水) 21:35:34 ID:CwmY3r1w
ニュートン力学は多くの物理現象を見事に説明してきましたが、光の解明には異なる視点と探索が必要だった。そこは19世紀に進展し、20世紀に入って「確からしさ」の合意が形成された。
自然理解の大局から見れば、ニュートン力学も「過程」でしたね。
生物進化の理解についても様々な過程を経てきました。集団遺伝学が自然選択を定量的に表現する方法を示し、その後分子レベルで精密さを増し、90年代以降進化発生学の知見が加わることで、今では「拡張された総合説」の時代に入っています。
その過程で、自然選択の理解も変わった。
分子レベルの現象を自然選択で説明する考えは中立説によって否定され、発生を調節する遺伝子の解明から形質変化の新たな仕組みが理解され、自然選択はダーウィンの考えの根幹にある「共通祖先からの分岐」にともなう「子孫の多寡を導く原理」という位置を明瞭にしています。
「中生代の品種改良論」は自然選択の否定から出発してるでしょうから、科学理論として示したいなら上記の経緯を踏まえた反証が必要です。
さて、「鳥類の進化は力学的にあり得ない」という主張は、客観的な証拠になり得るでしょうか。
生物の形質って、そもそも物理法則・化学法則に従って秩序立てて組み上げられ、維持される仕組みの上に成り立っています。
鳥類が恐竜から進化したという歴史についての総合的な判断に対し、「力学的にあり得ない」といったところで、力学とは関係のない話なので、トンデモにならざるを得ません。
なぜそういう無茶なロジックを騙るのかといえば、自分がそう思うから、というだけでしょう。
自分が納得できないから、デザイナーを要請するというのは科学の方法の外側にあります。
たとえば経済現象が人の思いに左右されるように、デザイナー論も「人」に依存する概念です。
思想史的な意義はともあれ、自然選択を否定する根拠にはなり得ないことを理解してほしいですね。
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