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科学と疑似科学とを判別する(2)

5diamonds8888x:2021/04/04(日) 08:32:29 ID:Qix9q/lA
>>2
> 結局、基準05とは、なんのために、そこにあるのですか?

 一番簡単に言えば。我々が検討している基準は「科学理論ではない」ものを除くためのフィルターです。基準に反するものは「科学理論ではない」のは当然です。

> 粒子とは離散的な「かたまり」
> 波動とは周期的な変化
>    〜中略〜
> (光は質量移動を起こす ∧ 光は質量移動を起こさない)
> という事象が予測されるのであり、その予測内容から、「光は粒子である∧光は波動である」という理論を検証できることになります。

 ここまでは全くその通り。「とくにこの場合には、基準05が違反とみなす「P∧¬P」に該当するかの検証が可能になります。」というのが具体的に何をすることと想定しているのかわかりませんが、普通はこのあと次のように推論が続きます。

  ・「P∧¬P」と矛盾が生じたのだから、この理論は正しくない。つまり、ここまでの前提のどこかが正しくない。
  ・どこが正しくないのか検討する。

 これは基準05も何も、普通の科学理論研究そのものです。

>であったらどうでしょうか? その定義から出発して、

> 粒子は質量移動を起こす
> 波動は質量移動を起こさない

> を導くのは、科学理論でしょうか?

 論理的に間違いではありませんが、省略可能な推論ですよね。でもやったのはもっと複雑な推論でしたよね? やったのは次のような推論でしょう?

A:回折しない / 真空中を伝わる 
   =>故に光は粒子である =>粒子の定義により /(光は)質量移動を起こす

B:屈折する / 交差する
   =>故に光は波である =>波の定義により / 質量移動を起こさない

   =>故に 「(光は質量移動を起こす ∧ 光は質量移動を起こさない)」

 この後は上記と同様にして、この理論は正しくない。つまり、ここまでの前提のどこかが正しくない。

 以上のように、「これの同類ではないかと思う」というところの「これ」というのが何かが私にはわかりませんが、それ以降の文は独立して理解できますよ。


>ですが、具体事象を想定できないのなら、そもそも科学理論ではないし、基準の対象でもないでしょう。逆の言い方をするなら、判定対象がないのなら、基準05自体の存在理由がなくなりませんか?

 まともな科学理論と科学理論と自称していて実は科学理論ではないものとが判定対象です。その2種類を識別するのが基準の目的です。「そもそも科学理論ではない」というような判断をくだすための基準です。

 具体事象を想定できるか否かは基準には入れていません。Kenさんが独自基準として入れるのは勝手ですが、今はKenさんの基準をテーマにしてはいないでしょう? 入れてもよさそうにも思えますけど、それは基準01-06とは別の基準ですから、今の我々の議論で考慮すべきことではありません。


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