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科学と疑似科学とを判別する(2)

485ゲジゲジ:2023/10/19(木) 22:20:18 ID:lE0u.s5s
 >あなたが言う「論理的に不可能」とは、
 >世の中があなたが考える論理に従うなら不可能、という意味ですよね。

違います。論理に従わない事は不可能、という意味です。


 >でも、世の中が論理に従うという保証がどこにありますか、というのが私の問いかけですよ。

従わない事は不可能なのだから従うのです、と申し上げています。
論理に従わない事は不可能な事が、論理に従うという保証です。


 >「論理」に従うのも、従わないのも、人間の意志が決めることだから、

*** [482]より引用 ******
従って、「対立仮説の否定だけではダメだ」という命題に同意をするのであれば、その人の意思とは関係なく、自動的に、必然的に、「対立仮説の否定の他に何かがあればそれは何でも良い」に同意をしたことになります。
逆に、「対立仮説の否定の他に何かがあればそれは何でも良い」に同意をしないのであれば、その人の意思とは関係なく、自動的に、必然的に、「対立仮説の否定だけではダメだ」には同意をしないことになります。

「対立仮説の否定だけではダメだ」に同意をして、「対立仮説の否定の他に何かがあればそれは何でも良い」に同意をしないことは不可能です。その人の意思とは関係なく。

ゆえに、「対立仮説の否定だけではダメだ」という命題を共有している人たちは、自動的に、必然的に、「対立仮説の否定の他に何かがあればそれは何でも良い」という命題を共有していることになります。
******************

「自動的に」、「必然的に」、「その人の意思とは関係なく」論理に従うことになるのだ、と申し上げています。



根拠(evidence)について・・・

論理からすれば「対立仮説の否定の他に何かがあればそれは何でも良い」のだから、必要なのは根拠(evidence)でもありません。
根拠(evidence)でなくても良いのです。

ここで重要になってくるのが「根拠(evidence)」の意味です。

==== 英英辞典より ======
evidence
facts or signs that show clearly that something exists or is true

fact
a piece of information that is known to be true

sign
an event, fact etc that shows that something is happening or that something is true or exists
==== 国語辞典より ======
根拠:
物事が存在するための理由となるもの。存在の理由。

理由:
物事がそのようになった、わけ。筋道。また、それをそう判断した、よりどころになる、またはする事柄。
==================

「evidence」の意味は「facts or signs」とありますが、「signs」を調べると「an event, fact etc」とあります。「etc」とありますから、要するに「何でもよい」と解釈できます。

日本語の「根拠」の方はもっと曖昧です。「理由」ですが、「理由」とは「そう判断したよりどころ」ですから、要するにその人が「これが根拠だ」と言えば何でも根拠になる、と解釈できます。


日本語の「根拠」も英語の「evidence」も抽象的で曖昧で「何でもよい」と解釈できるからこそ、「対立仮説の否定だけではダメだ、と言った場合に必要なのは根拠(evidence)だ」と言うことができます。
もし「根拠(evidence)」に具体的な意味があったら、「必要なのは根拠(evidence)だ」とは言えなくなるのです。

ゆえに「根拠」や「evidence」の意味は具体例ではなく、辞書が示す抽象的で曖昧で何とでも取れる意味に解釈すべきです。


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