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科学と疑似科学とを判別する(2)

478Ken:2023/10/09(月) 23:22:12 ID:By8rHUkU
>「共有せざるを得ないから現実に共有されている」と主張しています。

「せざるを得ない」とは、どういう意味ですか? 共有しないという行為は、物理的に不可能なのでしょうか? 共有するも、しないも、人間の意思の結果だから、やる意思がなければ、やらないでしょう。

>観測の知見を「でっち上げ」と解釈すれば、論理的に天動説が正しいという解釈が可能です。
>現代でも「条件によっては獲得形質は遺伝する」といったような主張もありますから、そのような解釈をすること自体は可能です。

すごい強弁をされますね。

天動説やルイセンコ説は本心から信じられていた、と言われるのでしょうか? それなら、なぜ、社会を支配する権力者の意向で、理論が支持されたり、支持を失ったりしますか。

ご自身を彼らの立場に置いてみて下さい。あなたは、天動説もルイセンコ説も支持しないとします。でも、天動説に反対したら火焙り、ルイセンコ説に反対したら収容所送りになると分かってて、それでも、反対を公言されますか?

私は「天動説やルイセンコ説を信じる人もいた」と言ってるのではありません。これに反対するのは生命の危険を伴い、死にたくない人は沈黙した、と言ってます。人間の世の中が、論理通りに動かないことの、なによりの証拠ではありませんか。

>対立仮説の排除については、diamonds8888x様が「疑似科学や間違った科学を排除することについてのスレ」を立ち上げてくださっていますから、そちらでどうぞ。

排除の是非を問題にはしてません。「海洋放出は安全か危険か」という科学的知見で対立する陣営が、今の世界の政治的対立の陣営と重なるなんて偶然がありますか、と尋ねてます。論理に照らして反対するのではなく、敵の主張だから反対してるとは思いませんか。つまり、ここでも、意図的に論理に背いてるのですよ。

>日本語では「仕事率」と言います。

それは「power」が、時間当たりの仕事の意味で用いられたからです。今、問題にすべきは、本来同じ意味だったforceとpowerを、全く異なる意味で使用する決定がなされた、ニュートン時代のことですよ。それまで、forceに仕事を距離で割った値という意味はなかったし、powerに「仕事率」の意味はありませんでした。当然、辞書にもありません。

forceとpowerを異なる2つの意味で用いると都合がよいから、辞書の意味に反して、そのように決め、辞書の方があとから追随したのです。

ちなみに、speedとvelocityも、本来は「速さ」を意味する同義語ですが、物理では異なる意味になっており、混同は許されません。例えば、北向きに時速100キロで走る車と、南向きに時速100キロで走る車は、speedは同じだが、velocityは異なります。2台の車のspeedの平均値は100ですが、velocityの平均値はゼロです。

これも、辞書にある本来の意味とは異なる使い方がされ、あとから辞書が追随した例です。

>vector

おっしゃることは、私の論点を外してます。本来「運搬者」を意味するvectorが、数学的なベクトルという、運搬とは無縁の意味で用いられてることを理解してください。

>辞書にない使われ方は、その文章のみで使用される場合があります。

あなたにしては、よい指摘です。「対立説を否定するだけではダメだ」という文言も、疑似科学を論じる中で、どのように使われてるかを、考えてください。辞書だけ引いて文言を解するのではなく。

ドーキンスの文章のような実例に照らし、この文言は、科学疑似科学議論の中では「物証が必要」という意味で用いられている、というのが私の主張です。要求される具体例が、化石や記録映像のような、物証しかないのですから。

それには、ストーリーの有無など、(あなた以外の)だれも問題にしないという背景があります。ストーリーのない理論など発想のしようがないのですから、ストーリーはあるに決まってます。そして、科学理論は物証で是非を決めてきたということを、(あなた以外の)だれもが理解してるからこそ、エビデンスは物証を意味するのですよ。


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