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科学と疑似科学とを判別する(2)
477
:
ゲジゲジ
:2023/10/09(月) 19:54:38 ID:lE0u.s5s
辞書を引かずに「具体例」で済ますことのリスクをもう1つ申し上げましょう。
私たちは「ストーリー」という語を「根拠に基づいた思考のプロセス」および「根拠に基づいた主張のロジック」という意味で使用しています。
しかし「ストーリー」を辞書で調べても、そような意味は載っていません。それは当然で、これらの意味は私たちがこの掲示板で「基準2」の議論をする場合に限定して用いています。
ですから「ストーリー」の具体例として「根拠に基づいた思考のプロセス」、「根拠に基づいた主張のロジック」という使い方がされているからといって、どこか他の掲示板の議論でこれらの意味で使ったら議論が混乱することになりかねません。
辞書にない使われ方は、その文章のみで使用される場合があります。
また、[477]で指摘しましたが「vector」が「遺伝情報を伝えるDNAやRNA」を意味すると間違われたように、使用者が意味を間違った使い方をしている場合もあり得るのです。
辞書を確認せずに、実際に使われている「具体例」だからといってその解釈を用いることは、議論を混乱させるリスクになるのです。
さて、本命の「evidence」です。
[
>>471
][
>>474
]で述べているように、「対立仮説の否定だけではダメ」という命題からは、必然的に「対立仮説の否定でなければなんでもよい」が導かれます。
一方でドーキンスは「evidenceがないからダメだ」と言っています。
==== 英英辞典より ======
evidence
facts or signs that show clearly that something exists or is true
fact
a piece of information that is known to be true
sign
an event, fact etc that shows that something is happening or that something is true or exists
==================
辞書には、「evidence」は極めて抽象的なことしか書かれていません。言い換えると具体的には何でもよいと解釈することができます。これは「対立仮説の否定だけではダメ」という命題から導かれる論理的帰結と一致しますから、ここで言う「evidence」は辞書に記載された抽象的な概念そのものと解釈するべきでしょう。
>[
>>454
]
>この4年の新型コロナ騒動では「エビデンスを出せ」という言葉を何度も聞きましたが、
>あれはウィルスの感染力や重症化の具体データではなく、
>とにかくストーリーとしてまとまってる説明なら、なんでもよかったのですね。
私たちが議論しているのは「基準2」です。
新型コロナ禍で「エビデンスを出せ」といった場合の「evidence」の具体例がウイルスの感染力や重症化の具体データだからといって、辞書を引かずに「対立仮説の否定だけではダメ」といった場合に必要な「evidence」も同じだと考えることが間違いの元です。
>あなたも「evidence」を辞書で引いて済ませてはいけません。
>物証以外の意味で用いられていると主張するなら、その具体例を出してください。
ken様も「evidence」を辞書を引かずに具体例で済ませてはいけません。
きちんと辞書を引いて、そこにある意味と、今使われている意味とを照らし合わせてください。
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