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科学と疑似科学とを判別する(2)

207diamonds8888x:2021/11/07(日) 08:02:52 ID:Qix9q/lA
>>206
> S=0になるのは、有限な過去なのか、それとも無限の過去なのか?

 どちらもあり得る。「なる」と書くと過去に向かって時間が進行してるような錯覚をしそうだから書き直すと、以下のいずれか、もしくは他の可能性?
 ・宇宙全体でS=0の状態が無限の過去から続いていて、ある時増加し始めた。
    例えばビックバンの時点から増加とか。
 ・ある時以前は第2法則が成立せず、S=0からS=0へ変化していた。
    膨張と収縮を繰り返す宇宙モデルではどうなるんでしょうね。
 ・過去は無限ではない。
    変化がなければ時間は存在しない、という考えもありますね。
    そもそも我々が時間の矢を意識できるのは第2法則のおかげという考えもある。

 上記は私の主張というのもおこがましく、単に可能性を列挙しただけ。誰でも考えればこうなるというだけのもの。もっと大事な点が以下。

 この件についてのKenさんの主張が不明確な点がありますので、確認しておきたいのです。以下はKenさんの主張と合ってますか?

  1.熱力学第2法則(と既知の諸々の理論)により、「有限の過去でS<0だった」と推論される(演繹される)。
  2.S>=0(Sは0以上)である(Sは下限値を持つ) <== 統計熱力学からのSの定義からの帰結
  3.ゆえに熱力学第2法則(と既知の諸々の理論)により「P∧¬P」となる。

 ここまでは確実に合ってますね?

  4.「P∧¬P」となる、すなわち熱力学第2法則は矛盾している(矛盾をはらんでいる)。

 という主張ですね? もしかして違う? 「P∧¬P」と矛盾を使い分けてます?

 さて熱力学第2法則は矛盾している(「P∧¬P」となる)と確信したKenさんは、この事態に物理学者たちはどうすべきだと主張したいのですか?

  ・矛盾している第2法則は間違いだから修正すべきである。
  ・矛盾しているけれど間違いとは言えないから修正する必要はない。何も対処しなくていい。
   (矛盾(「P∧¬P」)は純粋数理だから自然科学理論には必ずしも当てはまらずともよい)
  ・間違いとは言えないけれど矛盾しているのも困るから、何らかの対処は必要。
   (例えば、どうするの?)
  ・その他
  ・基準05を無闇に適用してはいけない(この主張があるのは確実だよね?)

 なお私の「破綻している」という言葉は上記の矛盾している(「P∧¬P」となる)と同じ状態を意味していますので。私の文でKenさんの主張と一致する部分に変に反論して混乱させないでくださいね。


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