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科学と疑似科学とを判別する(2)
20
:
Ken
:2021/06/13(日) 07:10:19 ID:l3c2r2bk
「一般化」について、もう少し、語りましょう。
ニュートンの法則は、たしかに一般化です。それは個別事象をまとめたもので、法則から個別事象を予測することができます。第2法則(F=ma)からは、
1kgの質量に1Nの力が働けば1m/s²の加速度を生じる
1kgの質量に2Nの力が働けば2m/s²の加速度を生じる
2kgの質量に1Nの力が働けば0.5m/s²の加速度を生じる
のような具体事象が予測されますし、もし予測がはずれ、
1kgの質量に1Nの力が働けば2m/s²の加速度を生じる
のような具体事象が観測されたら、一般化された法則は否定されるのです。
ところが、
「太陽が昇る∧太陽が昇らない」は実現しない
という法則はどうでしょうか? ここから、なにかの個別事象を予測できますか?
当初、私は、予測できるのが当然の前提であり、予測される観測事象としては、
「同じ太陽がω>0とω≤0の2つの速度を示す」は実現しない
であると考えたのです。ここでは「昇る」の定義は「ω>0」、「昇らない」の定義は「ω≤0」としています。
ところがdiamonds8888xさんから、もしも現実に「ω>0∧ω≤0」が観測されたら、「昇る」「昇らない」の定義が変更され、「ω>0∧ω≤0」は「昇る」か「昇らない」かの、どちらか一方になる、という指摘がありました。
それなら、
「太陽が昇る∧太陽が昇らない」は実現しない
という法則は、予測に反する個別事象で否定されることはありえず、言い換えれば個別事象を予測してないことになりますから、一般化とはいえないでしょう。
「一般化」でないとすれば、何と表現すればよいのでしょうか? 私は「抽象論」「文学表現」「神学論争」という言葉で表現しようと試みてきました。「神学論争」と呼ぶのが適当かもしれません。個別事象を予測するのではなく、観測される事象をどういう言葉で表現するかを、問題にしてるのですから。
私の論点はお分かりでしょうか? 私は、
「太陽が昇る∧太陽が昇らない」は実現しない
が間違いといってるのではありません。間違いではないが、具体的な観測事象を対象とする科学には応用することができず、そもそも科学と接点がないのだから、疑似科学の判別もできないのでは、と言っています。
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