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科学と疑似科学とを判別する(2)
187
:
Ken
:2021/10/09(土) 20:17:07 ID:l3c2r2bk
整理しましょう。まず、熱力学第2法則の矛盾について。
起源問題に対するdiamonds8888xさんの回答は、第2法則がいついかなる時にも成立する、(Ent2)を考えるから矛盾を生じるので、過去に成立しない時期があったと考えれば、つまり(Ent1)の前提でエントロピー減少を想定すれば、矛盾にはならず、基準05はパスするというものだったはずです。
>>167
で、
>(Ent1)はパスします。
と言われたのがそうでしょう。
そこで、私は尋ねています。
(1)同じ主張をする人は他にもいますか
(2)過去の法則不成立を語らない人は、基準05に違反していますか
(3)第2法則は「閉鎖系のエントロピーは増大も減少もする」が正しい表現ではないですか
太陽の2つの速度について。
>むろん通常は(Sun1)と解釈されるのであり、
「通常」は、なぜ「通常」なのでしょうか? なぜ「世間一般の正しいアプローチ」では、(Sun1)になるのですか?
それは、人類が記憶する限り、太陽は1つの位置で1つの速度しかもたなかった、という観測の結果ですよね。
でも観測にもとづくなら、熱力学第2法則は(Ent2)を想定するべきでしょう。人類が記憶する限り、酒に水を加えれば混じりあって薄い酒になります。熱いものと冷たいものが接触すれば、前者が冷たく後者が熱くなります。太古からそうでした。1つの例外もなく。
ファインマンのように起源問題を指摘する人も、(Ent2)を想定すればこそ、問題を指摘したはずです。(Ent1)が「通常」なら、初めから起源問題はありません。
「通常」の想定に限定するなら、第2法則は(Ent2)に、太陽は(Sun1)になります。その場合、第2法則も「太陽が昇る∧太陽が昇らない」も基準05違反です。
「通常」でない想定を許すのなら、第2法則は(Ent1)に、太陽は(Sun2)になり、ともに基準05をパスします。
いずれにせよ、「エントロピーは不可逆的に増大する」と「太陽が昇る∧太陽が昇らない」に差をつけ、一方のみが基準05違反と結論するのは、不可能ではありませんか。
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