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科学と疑似科学とを判別する(2)

150Ken:2021/08/28(土) 21:44:56 ID:l3c2r2bk
>「魚N匹+魚M匹=魚(N+M)匹」 これは自然科学理論
>「魚1匹+魚1匹=魚2匹」 上記自然科学理論からの予測
>「(N+M)」  上記自然科学理論に使われている純粋数学の式
>「1+1=2」 上記純粋数学の式(N+M)に個別数値を当てはめた結果。

このように表現していただければ、理解できるし、賛同もできます。

>(N+M)という「純粋数学」はちゃんと事象の予測に使っていますが、

その予測が正しくありません。(N+M)という数式を予測に用いるのは、

初めの数(N) + 増えた数(M) = 現在の数(N+M)

という物理理論に基づくものですが、魚の場合は、

初めの数(N) + 増えた数(M) - 死んだ数(D) = 現在の数(N+M-D)

が正しいので、死んだ数を考慮に入れない(N+M)では、予測には使えません。


>推論の箇所で論理的間違いを犯している理論は観測と比較する前に間違いと判定されるのです

ここが一番の行き違いになってるようです。私は上の点に反論しているのではありません。

「論理的間違い」の実例が、「1+1=1」や「P∧¬P」と思われますが、基準05への私の問題提議は、「論理的間違い」がある場合ではないのです。

「1+1=2」や「P∧¬Pは不可能」のように、数理論としては正しいけれども、物理的なメカニズムを考えずに現実事象を予測すると、間違った結論を出してしまうことを指摘しています。それゆえ、

a2)過去のある時点では第2法則は成立しない

のように、物理的なメカニズムを説明できない想定を許すのなら、結局どんな事象の予測もできなくなる、ということなのですが。

論点をややこしくしているのは、基準05への私の問題提議が、途中で変わったことが原因かもしれません。変わったのは(a2)が理由で、繰り返し説明したつもりですが。

旧スレッドの674で最初に起源問題を持ち出したときには、「P∧¬P」が現実に起こると述べ、熱力学第2法則を例に出しました。

ところが807で(a2)が出されたのです。(a2)によってエントロピー減少を想定するなら、たしかに「P∧¬P」ではなくなります。

しかし、エントロピーの減少は、第2法則で理論的に否定されますし、実観測でもそんな例はありません。念のために、エントロピーが減少するメカニズムの説明を求めましたが、802で「人間業では不可能」と回答がありました。

理論と観測の両方で否定されることを、説明なしに想定してもよいなら、もう「なんでもあり」になるではありませんか。

それなら、1つの太陽が2つの速度をもつことも、ありうることになるでしょう。結局、基準05で否定される自然科学理論は存在せず、基準05の存在理由がなくなるのでは、というのが私の今の問題提議です。


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