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科学と疑似科学とを判別する

865diamonds8888x:2021/02/20(土) 15:40:31 ID:Qix9q/lA
 kenさんの主張の基本部分に、理論の提唱には具体像、メカニズム、なるものが必要だとの主張があります。[>>824]の文が、まさに「数式の誘導をきちんと経過を書くような」表現だったので、これを使わせてもらいます。

------引用開始------
  [未観測事象]
     a2) 過去のある時点では第2法則は成立しない
  b2) 過去は有限である(世界は過去のある時点から始まった)
[理由]
  不明
[予測される事象]
  エントロピーが減少する (*1)

あるいは、こういう例も考えられます。

[未観測事象]
  宇宙のエントロピーを減らせる神が存在する
[理由]
  不明
[そこから予測される事象]
  エントロピーが減少する (*2)
------引用終り------

 kenさんはここで、[未観測事象]を理論の仮定としても良いのか? という疑問を呈しています。もちろん問題はありません。理論の仮定は経験則を作るときでもない限りは未観測事象です。そこから予測される事象が観測と一致するかどうかを確認することで、未観測事象である仮定が正しいかどうかを判定するのです。

 この場合、現在の時点ではエントロピーが減少するという事象は観測されてはいません。また既知の過去にエントロピーが減少するという事象のあった痕跡も発見されていません。ゆえに上記の仮定は間違いと判定されるでしょう。普通は。

 しかし、起源問題を考えると、もしb2を採用しなければ、過去のある時点でエントロピー極小が実現したはず。ゆえにb2を否定すれば矛盾が導かれる。
 ==>ゆえに背理法により、b2が成立する。

 要するにkenさんは、普通の論理的知性体なら背理法での推論に入るところで、背理法を使わずに基準05違反だと言っていたことになります。

 そういうことだったんだ。やれやれ。


----------注意-------
  今後、下記を注意してコメントをお願いします==>kenさんへ

*1)
 a2を採用すれば、過去のある時点でエントロピーが減少した痕跡が、今も残っていれば見つかるかも知れない
 b2を採用すれば、エントロピーが減少したことがなくてもいい

*2) こちらは現在のことらしいから、エントロピーが減少する、でOK


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