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科学と疑似科学とを判別する

768diamonds8888x:2020/12/13(日) 05:38:40 ID:Qix9q/lA
【To All】この投稿はKenさん向けではなく、ご覧になっている他の人達向けです。
>>767
【波数1/λと2π/λ(2)】

 さてファインマンの「距離による位相変化の割合」とは何を意味するのでしょうか。「位相」という量は高校物理の波動の項でも、高校数学の三角関数でも教えられているものですが、wikipediaにも「位相」の記事があります。wikipediaの記事では「波動などの周期的な現象において、ひとつの周期中の位置を示す無次元量でもある。通常は角度(単位は「度」または「ラジアン」)で表される。」としています。

 三角関数では、 F(t)=sin(ωt+θ) でのθが位相で0〜360度の値を取ります。言ってみれば、F(t)を回転角と想定した場合に回転数で表した場合の小数部分です。つまり、回転角を1回転で割った余りですね。もっとも議論の都合上、0〜360度の範囲を越えた値も許して使うこともあり、そうなると位相とは回転角そのものとも言えます。ファインマンはどうも後者の意図で位相という言葉を使っている気配が感じられますが、いずれにせよ「波数は距離による位相変化の割合」「周波数や角周波数は時間による位相変化の割合」という表現もおかしくはないということです。

 もとい、「〜による位相変化の割合」という表現も「単位〜あたりの回転数(波の数や繰り返しの数)」という表現と、内容は一致しているのです。


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