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科学と疑似科学とを判別する

612diamonds8888x:2020/03/16(月) 05:54:09 ID:WZVjBBRA
【他の読者へ】
 何をわかりきったことに日数かけてるんだと考える方々もおいででしょうが、随分と基本的な部分で言葉か概念か推論というものの認識だかが異なっているようで、まさに哲学にずれがあるもようです。数学基礎論の例にもあるように、基本的な部分ほど難しいことも確かです。Kenさん自身は、このような食い違いこそがまさに科学哲学の分野だという認識がなく、「哲学=形而上で科学に関係ない」という認識から抜けられないようで、御自分の感覚がスタンダードと違うことがまだ信じられない御様子なので。

 「言葉の定義が違うんじゃないの?」という提言に全く無反応というのがねえ。[>>604]では理論と結論をごっちゃにしていて後の推論の混乱が透けて見えますけど、まあ私が意を組むことにしてます。

 さて[>>604〜]では、矛盾する結論だけ叫ぶ理論が基準05違反かという問に私が肯定したにもかかわらず、しつこく確認しています。思うに・・。まず私やスタンダードな考えなら・・。

 1) 推論で矛盾が生じれば、その理論は間違い。まして最初から矛盾を主張する理論は1次スクリーニングで消える。
 2) まともな科学者なら、矛盾する命題だけの理論を提唱するはずがない。
 3) ゆえに矛盾を消すような仮説をも並べて提唱しているはず。

 というわけで、[>>602,>>609]等で3)まで含めて書いているのですが、それが却ってわかりにくかったもようです。つまりKenさんにとっては2)までも考えが進んでおらず1)の確認を「慎重に1ステップずつ」進めたいらしい。

 このように基礎的な部分で慎重に進めるのは、まさに科学哲学の態度であり、結構おもしろい考察につながる気もします。もちっと他の考え方を理解する気になれば、よき科学哲学者になれそうな気もしますがねえ。いやむろんアマのですけど。

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 ところが[>>610]では2ステップ目[上記の2)]に入り込んでいたようです。既に他の命題(観測事実も含む)も含めての理論ならば、そこから矛盾が出ない構造になっているはず。矛盾を生むのは以下の命題です。

   粒子:運動するとき、それ自体の質量が移動する
 波動:進行するとき、質量は移動せず、力ないし運動量のみが移動する

 ゆえに矛盾を消す理論の可能性としては、以下の2通りの道があります。
   光波動説の根拠とされる観測事実からは上記は推論されない。
   上記を否定する。つまり粒子や波動という概念の範囲を広げる。

 実はどちらも同じようなことで、ブログ「3種の波[2019/12/19]」周辺で書いていることです。

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 なお、「○○は(同時に)波であり、かつ粒子でもある」という理論は現代でもないようです。この点は私もこれまで考えが曖昧だったのですが、スタンダードな量子論の解釈では
  ・量子は伝播するときは波である(波動性を持つ)、つまり干渉する。
  ・量子は検知されるときは粒子である(粒子性を持つ)、つまり定時定点で検知される
 とされています。ていうか、これは観測事実です。いや「伝播するときは波」を観測事実とするのは個人的には二の足を踏みますが。

 そしてコペンハーゲン解釈では、ある時点で波動が収縮して粒子として観測される、と解釈されます。というか、仮定されています。これをすなおに読めば、「(同時に)波であり、かつ粒子でもある」ということはないのです。

 なお、現代でも通用する波と粒子の違いについては節操のない者さんの記事が参考になりました。
 [ttp://taste.sakura.ne.jp/static/farm/science/wave_particle_duality.html]
  粒子  空間の1点に局在している
  波   空間に拡がっている
 [ttp://taste.sakura.ne.jp/static/farm/science/wave_particle_duality_terrible.html]
  狭義の粒子性 1点に存在する性質
  広義の粒子性 狭義の粒子性+量子性


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