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科学と疑似科学とを判別する

576Ken:2020/02/13(木) 21:25:01 ID:AN9ePMUI
>>572
>「矛盾する事象が現実に起きるかも知れない」などという信仰だか仮説だかを基にするなら、科学的推論など成立しません。言葉尻だけでどう貶めようとも、世界は合理的にできているという想定の下で推論を行うのが科学的方法です。

diamonds8888xさんへの回答になるかどうかは分かりませんが、私の見解を述べます。ただし哲学的な話をしようというのではありません。

最も端的な例を挙げます。もしこの世界が、リチャード・ティレルが言うような、仮想世界だったらどうでしょうか?

私自身は、世界がシミュレーションだと示す根拠があるとは思いませんし、「量子はピクセル」というティレルの主張は、まともな情報技術者なら一笑にふすと考えます。

一方で、シミュレーションである可能性を否定する根拠もありません。なにしろ今の私たちは、コンピュータが作る仮想世界も、自己判断能力を有する人工知能も、日常的に目撃しているのですから。その現実性が確立されている以上、私たちの世界がシミュレーションで、私たちがAIという可能性もあるでしょう。

そして仮想世界を支配する法則は、システム設計者やプログラマが頭の中で考えたものです。であれば、設計者やプログラマが「全知全能」でない限り、一切の矛盾を排除した完全無欠な法則など構築できるものではありません。

私は仮想世界のプログラムを作った経験はありませんが、自分たちが開発するシステムがクレージーな、それこそ太陽が東からも西からも昇るのに匹敵するような動作を起こし、原因を調べた結果、まぬけすぎるミスを発見して、開発チームが爆笑した経験はいくつもあります。(開発段階だから爆笑できるので、納品後に発生したら笑い事ではすみません。)

上のような可能性を認めるのなら、科学、つまりこの世の真実を追求する切り口として、世界を支配する法則に矛盾を捜すのもあり、と考えます。言い換えれば、私たち自身がプログラムなら、このプログラムは自己デバッグ機能を有するということで、これまた私たちの周囲ではありふれた情報技術にすぎません。そしてもし矛盾を見つけたら、それを解消する理論はあるかもしれないし、ないかもしれない、ということです。後者の場合にはプログラムを修正する、つまり法則を変更しないと矛盾は解消されません。


この投稿は、最初に挙げた問いかけがあったから回答しました。既述したように、世界を支配する法則に矛盾はない、という立場をdiamonds8888xさんが表明されるのでしたら、本スレッドで反論することはありません。


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