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科学と疑似科学とを判別する

559diamonds8888x:2020/01/04(土) 05:55:52 ID:xIWucngE
 どうやら[>>520]が波と粒子の2重性に踏み込んだ最初なのですが、読み返すと細かい表現の中にKenさんの発想が読み取れたような気がします。

>でも現実問題では「P」も「¬P」も、観察によって得られた具体知識なのです。

 むろん「P」には観測事実を当てはめるのですが、すると「¬P」は自動的に「Pの否定」として定まってしまいます。にもかかわらず「¬P」もと念押ししているのは、ここでKenさんが想定した「¬P」とは「P」とは別に得られた観測事実だということなのでしょう。例えばPを「光は波である」とするなら¬Pは「光は波ではない」しかありえませんが、Kenさんは「光は媒質を持たない」という命題を「¬P」とみなしたのでしょう。早とちりというのか、論理的な思考はきちんと手順を踏まなくてはいけません。

>基準自体は何も変わらないのに、新しい情報が加わったことで、それまで疑似科学だったものが疑似科学でなくなるのみか、定説になってしまったわけです。

 「新しい情報」とは20世紀の量子力学の登場のことらしいですが、この発想が変なのです。量子力学は様々な人が様々な理論を提唱しつつ発展したものですが、いずれも本質的なものは観測事実よりもそれを説明する理論の方です。そしてKenさんの考えによれば、これらの理論は発表当時は19世紀の知見からは非科学的だったはずです。でも20世紀のことだから非科学的ではない? んな馬鹿な。

 波と粒子の2重性を非科学的でなくした情報とは観測事実なのか理論なのか。そこを明確に意識しないから話が混乱しているのです。


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