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科学と疑似科学とを判別する

520Ken:2019/10/17(木) 23:08:00 ID:KBz.PgiU
>>519

繰り返し説明をいただいてますが、やはり私としては抽象論ではなく具体例がないと、納得ができません。
「P」とか「¬P」のような抽象記号にして問題を数学化すれば、それは「P∧¬P」などあり得ないに決まっています。でも現実問題では「P」も「¬P」も、観察によって得られた具体知識なのです。

19世紀の話ばかりをして恐縮ですが、どうかご辛抱ください。

19世紀の古典力学の中では、光粒子説と光波動説は絶対的背反つまり「P」と「¬P」の関係にあったはずです。ということは、

基準05: P∧¬Pは間違いである。言い換えれば、¬(P∧¬P)

により、光が粒子でもあり波動でもあると主張するのは正しくない科学であったことになります。現実を反映しない「不正確な理論」ではなく、アプローチ自体が正しくない「疑似科学」ということです。

ところが20世紀に量子力学が登場すると、光(電磁波)が粒子でもあり波動でもあるという理論は広く支持され、ファインマンを含むあらゆる教科書に載るようになりました。

基準自体は何も変わらないのに、新しい情報が加わったことで、それまで疑似科学だったものが疑似科学でなくなるのみか、定説になってしまったわけです。

これではdiamonds8888xさんが考える「基準」としてはおかしいのではありませんか?

新しい知見が得られただけで、疑似科学と正しい科学が立場を入れ替わるような基準は、そもそも基準になりえないのではないのでしょうか?


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