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科学と疑似科学とを判別する

511diamonds8888x:2019/09/30(月) 06:17:43 ID:dBoDVxQ6
 学びなおしお疲れ様です。経緯とエールを送りますから、さらなる研鑽を祈念します。時間が足りないので、詳細でもわかりやすくもないと思いますが、いくつかコメントを。

 マクスウェル理論から光速度不変が必然という見解は引っ込めます。ただし、強く示唆されるとは言えるし、実際アインシュタインは「どの慣性系でもマクスウェル理論が成立するはず」という相対性原理から特殊相対性理論を組み立てたことは、その名前にも現れています。

 結局「光の媒質は電磁場である」というだけで十分、という見方は理解できないということですね? 本当に19世紀の人と議論しているような気がします。
 このような問いへの答えは学びなおしが一段落したところで、いただけるとのことでしたからお待ちしています。

 老婆心ながら、以下の点も考慮してみてください。

 ・エーテルは急に否定されたのではない。徐々に属性を失くしていき、最後は「絶対静止性」しか属性がなくなり、それも特殊相対性理論により奪われてしまった。
   (例えばアインシュタインの1920年のレクチャー)
 ・時間や空間(エーテルと物体)が伸縮するという概念はローレンツ理論で登場している。
   (ローレンツ理論はマイケルソンたちの実験結果を矛盾なく説明している)
   (時間とは伸縮しないものだとか定義したら矛盾だけど、それ本当の矛盾ですか?)
 ・フィゾーの実験では何が起きたのか?
   (特殊相対性理論の学びなおしも必要なら、やってください )


 そしてそもそもの本論である「矛盾を認めるしかなかった」という話ですが。どの理論家も「矛盾を認めた理論」などは提案していないでしょう? それが一番大事なことです。

 この件について[>>506]で微妙に表現が変っていますね?

>〜波には媒質が必要という理論と、エーテルの存在を否定したマイケルソンの実験が並立したことで、「(¬P)∧P」つまり論理的に矛盾した状態が現実に発生したのではないか

 「論理的に矛盾した状態が現実に発生したように見えた」ということなら同意しますよ。でもそこで科学的方法に従うまともな研究者なら、「そのように見えただけだ」と考えるはずだし、そうあるべきだということです。

 推理小説で不可能犯罪が起きたようなものですね。


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