[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
科学と疑似科学とを判別する
433
:
diamonds8888x
:2019/06/22(土) 06:01:27 ID:ZtWyl2Fg
>>432
貴重な文書を見つけました。アインシュタインの講演(訳:石原純)です。諸君、襟を正して拝読するように(爆)。20世紀前半以前の科学者の文章にありがちな、長くて修飾が多いと感じる文章ですけどね(^_^)。訳もちょっと古めかしいし。
Ref)アインシュタインの講演「エーテルと相対性理論」(1920/05/05)
[ttp://fomalhautpsa.sakura.ne.jp/Science/Einstein/ether-rel.pdf]
科学図書館[ttp://www.cam.hi-ho.ne.jp/munehiro/science/scilib.html]の「石原純」のリンクからたどれます。この科学図書館も素晴らしいプロジェクトですね。読みたいものが増えてしまった。時間資源があ〜〜〜〜。
現在言われているローレンツ理論の位置付けやマッハの影響などをアインシュタイン自身も意識していたことがよくわかります。いやアインシュタイン自身がそういう見方を明確にした張本人なのかも。
-------抜粋引用-------------
ローレンツのエーテルの力学的性質については,やや戯談的な云い方ではありますが,非運動性が之にローレンツの尚お残しておいたところの唯一の力学的性質であると云うことが出来ます。之に附け加えて特殊相対性理論が持来たしたエーテル見解の全変革は,それがエーテルからその最後の力学的性質,即ち非運動性をも取り去ってしまったことにあると云ってもよいでしょう。
-----
エーテルはそもそも存在しないものです。電磁気の場は或る媒質の状態ではなくて,独自的の実在であり最はやどんな他の者にも還元せられるものではなくそして丁度物質の原子のようにどんな保持者にも結び付けられないものです。
-----
このエーテルの否定は特殊相対性理論によって必然的に要求せられたものではないことが判ります。私達は或る一つのエーテルの存在を仮定しても差支ないのです。唯だ之に一定の運動状態を帰することが断念されなければならないので,即ちローレンツが尚お之に残して置いた最後の力学的特徴を抽象によって之から取り除かなければならないのです。
-----
一般相対性理論のエーテルは,それ自身あらゆる力学的並びに運動学的性質から裸にされた,併し力学的(及び電磁気的)の出来事を共に決定するところの一つの媒質であります。
-------引用終り-------------
【エーテルとは何だったのか?】で私が言おうとしていることが、結構述べられていますね。一言で言えば「媒質が否定されたのではなく、エーテルが、いやエーテルという言葉に含まれていた余分な性質が否定されたのだ」。
【それと大事な点ですが】、「いわゆるエーテルの否定」には量子論は無関係です。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板