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科学と疑似科学とを判別する

415diamonds8888x:2019/06/09(日) 05:21:45 ID:bxkh5HmA
>>409
 ミケさんの投稿のおかげでKenさんの趣旨がわかりました。まさかそんな風に混乱していたとは!

 では基本論として、科学理論が確立される(定説となる)までの経緯は2つの段階に分けられます。理論が発想される段階と、それが検証される段階です。ミケさんが引用した私の発言で述べたように発想される段階には必ずしも【正しい論理】は必要ありません。そしてここには、今のテーマである科学の基準も適用されません。セレンディピティという言葉もあるくらいですから。

 科学の基準が必要になるのは検証の段階です。発想された理論が反論で揉まれたり、観測事実を説明しようとしたりする際の話です。

>一方で、diamonds8888xさんが「基準」の中で言及してこられた「論理」とは偶然の介在を許さないもの、論理式の展開だけで必ず同じ結論に至る、いわば2次方程式の解法と同種のものではありませんか? 偶然に何かを(例えば量子を)思いついた人だけが「正しい科学」の基準に従える、というのでは基準にならないでしょう。

 というわけで発想までなら科学の基準は必要ありません。でも「至る」というのは発想だけで済むものではないでしょう? 検証されて多くの研究者に認められなければ「至る」という表現は拙いでしょう? 何歩かゆずって、多数派に認められなくても公表された段階で「至る」とするとしても、その段階では中身は【普通の意味で論理的なもの】でないと話になりません。

 ゆえに発想は自由だと言えども、検証のために公表する段階では、理論の内容に論理的矛盾のあるようなものは、その段階で切られます。Kenさん定義の論理ではなく、普通の意味の論理ならですけど。

 ここんとこ理解できましたか?

 もちろん偉大な発想というのはランダム突然変異みたいなほぼ完全な偶然ではありませんよ。例えば、どう考えれば常識を打破する発想が生まれるかという事例が科学史上積み上がってますから、そこから学ぶということは可能です。ま、それはともかく。


 で、Kenさん定義の【論理的な考え】の論理というのが具体的にはよくわかりません。知識体系によって【論理的な考え】の帰結が異なるというのが普通の意味の論理ではありえません。結局[>>405]への回答は次のようになるのでしょうか?

1)19世紀の知識体系による【論理的な考え】では、波には媒質が必要である。
2)量子論の内容によれば、媒質のない波も存在する。
3)量子論を発想した人は、(発想段階では)【論理的な考え】をしなかった。
4)量子論の内容そのものは、19世紀の人でも【論理的な考え】だと納得する?
5)量子論の内容は、19世紀の知識体系による【論理的な考え】とは食い違う。

 私はもちろん「Kenさんは5)だと考えてますよね?」と尋ねたつもりだし、1)と3)からはどうしても5)が誘導されるとしか思えないんですけどね?
 で、4)は、そう考えるのでしょうか? ではこのとき19世紀の知識体系による【論理的な考え】は打ち捨てられるってことなんですか? ああーー、書いていて混乱してきましたよ。

 答を整理してもらえますか?


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