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科学と疑似科学とを判別する

41diamonds8888x:2018/06/01(金) 06:09:28 ID:06MAtVqM
>>39 確かに食い違いがあるようで、2つの可能性で書いてみますが。

1.どうしてもKenさんは、ある理論の科学的正しさを判定する行為とある理論の政治的取り扱い(公教育に取り入れるか否かなど)とを混同しているようにしか見えません。具体的に日本でどうしているのか見てましょうか。まあ大抵の国々でも同じだと思いますが。

  普遍的な判定基準:科学的に正しくないものは取り入れない。
  判定方法:専門家を含む判定者集団(日本なら教科書審議会とか)にゆだねる

 ということで、具体的には個々に判定して、これは入れない、入れる、とか毎年判定するわけですね。で、「科学的に正しいか否か」の判断は、現時点の学会の定説として確からしさが極めて高いものを採用するわけです。もっとも確からしさというのも学問分野によっても異なっていて、歴史などは物理化学に比べると定説がひっくり返る可能性も高いわけですね。経験的事実として。

 さて「ある理論の科学的正しさを判定する行為」というのは、例えば学会内での論争など、上記「政治的取り扱い」以前のものですね。我々の掲示板での議論もそうです。この場合は、そもそもの「政治的取り扱い」に使うための判定基準を議論しているのであって、具体的な判定はまだなされていないのです。

2.どうも基本法則というか、何かを判定するための万物理論みたいなものへの幻想にとらわれているようにお見受けしてしまうのですが?

> 〜普遍的な判定基準を設定できないのなら、個別の具体事例を判定するべきではない〜

 普遍的なというなら「科学的に正しくないものは取り入れない」とか「P1:根拠を探そうとしないこと」とかでいいのでは? 具体的事例に当てはめる際には食い違いが生じますが、それこそ「やむをえません」。食い違いが生じず議論の必要がないような「普遍的な判定基準」なんて、まずありえないと思いますよ。だからこそ、具体的な事例で議論して判定する必要があるのです。逆説的に言えば、だからこそ専門家が失業しない!

 大抵の法律だって具体的に当てはめるときには食い違いがでて、法廷での論争になりますよね。しかたないから最終的には裁判官の判断にゆだねるというルールにしているのです。

 また誤解されないように念押ししますが、「科学的に正しくないものは取り入れない」とか「P1:根拠を探そうとしないこと」という例は、判定基準のひとつであって全てではありませんよ。公教育への取り入れの場合だと難易度なども考慮されますしね。


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