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科学と疑似科学とを判別する

343Ken:2019/04/14(日) 09:48:39 ID:YihEQjIU
>>342で述べられたのは、シュレーディンガーの猫の1つの解釈かもしれませんが、唯一の解釈ではないし、シュレーディンガーの提唱から80年以上を経てもまだ決定版の解釈は出ていないというのが私の理解です。ウィキペディアではいくつかの理論が紹介されていますが、その中に多世界理論があります。ひらたく言えばパラレルワールドですが、こんなことが真面目に論じられているのです。

en.wikipedia.org/wiki/Schr%C3%B6dinger%27s_cat#Many-worlds_interpretation_and_consistent_histories

つまり、生きた猫と死んだ猫は確かに「並立」するが、ただし粒子としての電子と波動としての電子のように、同じ場所、同じ時間で「混合」しているのではなく、別世界の存在になっており、互いに影響を与えることもない。粒子としての電子が消滅すれば波動としての電子もなくなりますが、1つの世界で猫が消えても(生きてる猫はいずれ立ち去るでしょうし、死んでる猫は生態組織が崩壊するでしょう)もう1つの世界の猫には関係のないことです。

このように、生きているのと死んでいるのと、2匹の猫が別世界に存在する状態をも「生死混合状態」と呼ぶのであれば、それは定義の問題ですから、diamonds8888xさんがそのように定義をされるのでしたら、私は従います。

でも、本当にそのような定義でよいのか、検討をされてみてはいかがでしょうか?

もちろん>>342で述べられた解釈が決定稿であるなら、シュレーディンガーの猫の話はそれで終わりますが、まだその決定はなされていないのではありませんか?


1点、付け加えさせてください。>>331の末尾でいったように、私は数理としての

「(¬P)∧P」は矛盾である

に反論をしようとは思いません。ただし、数理が数理として正しいことと、その数学理論が現実世界の事象を説明できるかは、別の問題です。

〜ユークリッド幾何はユークリッド幾何としては正しいけれども、一般相対論の「曲がった空間」には使えません
〜線形微分方程式は線形微分方程式としては正しいけれども、大振幅の振り子のような非線形問題には使えません

diamonds8888xさんが挙げられた論理式は、たとえ正しいとしても、それだけで森羅万象の検証に使えるのでしょうか?

私たちの議論対象は数理ではなく、科学と疑似科学を判別する基準なのですから。


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