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科学と疑似科学とを判別する

267Ken:2019/01/06(日) 13:40:56 ID:w9YYHqW6
>>264

>Kenさんは5分前以前でも以後でも因果律が存在するという前提で議論を進めていましたよね? 「5分前以前でも以後でも因果律が存在する」という記述がどこにあるのか教えてください。もしなかったとしたら、なぜそのように前提したのかを教えてください。

尋ねられたことには回答をしますが、私の質問に質問で応じられた意味を測りかねています。
もしかしてdiamonds8888xさんの質問に答えることで、私の質問への答えが見えるという意味なのでしょうか?

ただ、1点明らかにしておきたいのは、因果律が必ず存在すると私が主張したのは、diamonds8888xさんが「記憶全面不信論」と呼ぶラッセルの論点に気が付く前です。「記憶全面不信論」から出発すれば、因果律が成立するはずがありません。これまでの私の投稿を見直すと、記憶全面不信論を前提にした最初の発言は>>248であろうと思われます。

一方で、私が今お尋ねしているのは、記憶全面不信論から出発したら、「5分前以後」の因果律もありえないのではというもので、そもそもの立脚点が異なります。つまり、ラッセルがいう世界5分前仮説とは、

〜世界が誕生したときに初期状態を与える形で偽の記憶が与えられ、以後は事実を反映した記憶/記録が作られる

というものではなく、

〜記憶/記録が信用できない状態は現在進行形で続いており、信用できない記憶/記録は日々刻々生産されている

という前提から出発しているということです。


このことを明らかにした上で、記憶全面不信論を前提にしない場合の、私の因果律考察を述べます。論点は2つあります。

1つは、「特異点」とは、原因がなくても結果を生じさせる時空点ではなく、原因がないから何の結果も生じない時空点ではないのか、というものです。>>220で述べたように、ブラックホールの重力が作る特異点(曲率半径無限大)では万物が停止し、宇宙創生どころか何も起こらない状態が永遠に続くと理解していますが、私たちが具体的に知る特異点の実例はこれしかないのではありませんか?

いいかえれば、宇宙創世という事象にも必ず原因があるはず、つまり宇宙創世より前の時間(t<0)にも因果律はあったはずで、宇宙創世が特異点というのは、それへの反論にはならないのでは、ということです。

2つめはさらに根源的な問いかけになります。そもそも宇宙創世は特別な事象でもなんでもなく、日常茶飯のできごとではないでしょうか? コンピュータがシミュレートする仮想世界という実例が大量にあります。日常茶飯の事象であり、当然因果律の支配を受けます。仮想世界誕生の瞬間をt=0とすれば、ハードやソフトを作成する事象が進行したのがt<0であり、そのときからずっと、途切れることのない因果律が続いているではありませんか。


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