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科学と疑似科学とを判別する

186Ken:2018/10/06(土) 09:29:01 ID:z1rRSfY6
世界5分前仮説が原理的に検証可能であるのかを考察します。

そのためには「外の世界」の存在が問題になるでしょう。私たちの世界がある種の偽装意図をもって作られたのなら、作成者は私たちの世界の外にいるはずです。その作成者が意思をもつ「神」なのか、それとも自然現象なのかは分かりませんが、何者(何物)であれ、自分自身を作ることはできないという前提に立つなら、それは外の世界に存在するはずです。ティレル理論のプログラマーのように。

次に、外の世界の存在を検証するために、まずは私たちの世界の全体像を明らかにすることを考えます。とりわけ、特定の物理量に注目して、宇宙の総量を評価することがキーになるでしょう。

物理量の宇宙的総量というと、よく語られるのが質量でしょう。宇宙全体の質量を直接観測はできませんが、観測できる部分から推定し、たとえば宇宙の膨張速度が今後どう変わるのかという考察は昔から行われてきました。

では、質量の代わりにエネルギーに注目してはどうでしょうか。質量よりは難しいかもしれませんが、特定領域(例えばエンジンのシリンダー内)のエネルギーやその変化を評価することは日常的に行われていますし、対象領域を拡大するのだと考えれば、原理的には、宇宙全体のエネルギー量は推定可能でしょう。

>>184
>「光に速度がある」と想定した時点で原理的には検証可能です。(中略)光以外のものの速度というのは測定できていたのですから。

このロジックを適用するなら「宇宙にエネルギー総量がある」と想定した時点で原理的に検証可能です。エンジンをはじめ多くの対象で実際に評価しているのですから。

さて宇宙全体を評価した結果、もし

*宇宙の内部エネルギー量が変化している
*宇宙のエントロピーが減少している

という結論が得られたとします。その場合2通りの解釈が可能でしょう。

1つは19世紀以来の熱力学の法則が間違っていたというものです。もう1つは、

〜私たちの世界は閉鎖系ではない

というものです。「外の世界」というものがあり「内の世界」との間でエネルギーの出入りがあるのなら、内の世界でエントロピーが減少することはありえます。

もう1つ重要なことは、エネルギーが入ってくるなら情報もまた伝達可能ということです。
それなら、私たちの世界が5分以上前には存在しなかったという情報を、外の世界から受け取るのは原理的に可能ではないでしょうか?


***
宇宙全体のエネルギー状態を評価するといいましたが、考えてみれば、もっと小さな領域で、それこそエンジン内部の評価でもよいかもしれません。その領域が外部と断熱状態にあるのに内部エネルギーの変化が観測されたら、結局は同じことですから。


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