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科学と疑似科学とを判別する

165diamonds8888x:2018/09/09(日) 08:34:29 ID:u4p17aRc
>>162
以下はあまり本筋に影響しませんが、参考までに。

>そんな仮定をしてもよい理由はなかったはずなのです。

 理由は波動説を取るなら媒体があるはずだという点です。また論理的理由ではありませんが、そもそも歴史的には「真空の存在」の方が非常識とも言えます。[参考:wikipedia記事「真空」の2章「真空をめぐる歴史」]。

>光の速度を元に弾性率と密度を算出したのなら、検証には、光の速度とは別の根拠に基づいて、そのような弾性率と密度の物質が存在することを示す必要があります。

 必ずしもそうとは言えません。まあ、より多くの質の異なる観測事実で補強されるにこしたことはありませんが。例えばニュートリノの最初の検証については都立大学名誉教授の小林澈郎の講演[ttp://gakujutsu-kenkyunet.org/koenkobatetu.html]で「遂にニュートリノを捕まえた!」として紹介されています。これはいわばβ崩壊の逆反応を予測して観測したということになりますが、β崩壊とは質の異なる観測なのかどうかは見方により難しいのではないでしょうか。またダークマターに関しては重力相互作用以外に検証できない可能性もあるわけですが、それでも多くの理論と一致する事実が重なれば「実在する」と見なされるようになっていくでしょう。

> *なぜ大地のような重いものが動くのか
> *なぜ世界に恒常的な風が吹かないのか

 これはそれほど大きな難点と見なされていたのですか? 私の紹介した日経サイエンスの記事ではそうは見えなかったのですが。

 1番目は「天体は地上の物体よりも遥かに軽い」という観測されていない仮定に基づく疑問です。当時すでに太陽が地球より遥かに大きいことはわかっていましたし、それが理由で地動説を支持した人もいました。地動説側から見れば、それほど大きいものが地球より軽いというのも不自然でしょう。ましてガリレオの木星の衛星発見以降は、「天体も(少なくとも惑星は)地球と同じ物質だ」という考えが広まったでしょうし。

 2番目は大気が地球と一緒に運動すると考えれば問題ありませんし、実際に地動説側はそう考えていたでしょう。「地球が丸いならば、なぜ反対側の人々は落っこちないのか?」と同列の疑問に見えますが?(天動説vs地動説の時点では地球が丸いことは既定事実でした)。

 もしもこれら2点がそれほどの難点と見なされていたというならば歴史文献的根拠を示してください。


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