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科学と疑似科学とを判別する
14
:
diamonds8888x
:2018/04/28(土) 07:50:18 ID:V97bymbU
>>7
疑似科学だとか非科学的とかに関連する議論には人の態度に関する部分もあって紛らわしそうなので、ちょっと整理してみます。ここでは何らかの定説に対立す新説が提唱された場合に限って考えます。そして科学的真理を追究するという目的の場では一種のルールが要請されます。ルールといっても、誤りを犯さないようにするための方法というものもあれば、証拠のねつ造はいけないといった一般倫理に近いものもあります。出典を示せ、というような訓練を受けていないと意識されにくいルールなどもあります。
この場合、自説を証明しようとする際のルールと、他説を批判する際のルールというものがあります。
【自説を証明しようとする際のルール】
A1.自説の根拠を明示すべし まとめるとこれに尽きそうです。
・ただ、それが根拠になりうるか否かという点で議論は生じるでしょう
(排他的2説の場合を除き、対立仮説の難点は根拠とはいえない、など)
・着想の段階では何をきっかけに思いつこうといいのですが、他者に説明したり公表する際にそれを根拠とするのは科学的態度ではありません。「夢の中で思いついた」とか「聖書・物語・冗談から思いついた」といったことは裏話として述べればいいのです。
【他説を批判する際のルール】
B1,事実と論理に基づいて批判せよ (実質的に「根拠を明示すべし」と同じです)
B2.権力や社会的影響力で封殺してはいけない 言論の自由の原則です
B3.主張者の人格攻撃をしてはいけない
B2の悪しき例としては旧ソ連のルイセンコ説がありますね。それに比べればB3は遥かに悪影響は少ないけれど、互いに感情的になって科学的議論の妨げになるという悪影響があります。
さて過去の発言から見てKenさんは、米国における創造論やID論に対する定説側科学者達の態度がB2違反ではないかと思って批判しているようです。しかしそれは誤解でしょう。創造論やID論も自由に自説を発表することは決して妨げられていないはずだし、だからこそ公開の議論の対象になっているのです。ID論に限らず、疑似科学と見なす人の多い他の説にしても、すくなくとも自由主義諸国の中では自由な公表は妨げられていないはずです。
米国で裁判にまでなっている公教育の場は、未だ評価が確定していない多様な説が入り乱れることを許す、科学的真理を追究するという目的の場、とは違いますから、そこで何を教えるべきかという話は、学問の自由とは異なる話です。
むろん私も、どんなトンデモでも新説の自由な公表を妨げることには大反対です。むしろ色々と公表して楽しませてほしい(^_^)
注意すべき点は、激しく厳しい批判をB2と勘違いしないでくださいね、ということでしょうか。激しく厳しい批判は当然のこととして、【自説を証明しようとする際のルール】に従って誠実に打ち返すべきです。激しく間違っている批判は、どこが間違いかをキチンと指摘すればよい。
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