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論点整理スレその2(暫定)

6ミケ:2013/07/08(月) 00:40:36 ID:N/ivHP72
(4)選択肢の数について

神って誰(略)さんは、進化の過程において、
「進む方向が無限に存在する」ということ
「実際にそれが選択肢(変異体)として用意される」ということが
区別できませんでした。

よって、突然変異はランダムであり、
選択肢は最低限“残ったもの”が含まれていれば足りるし
“最適なもの”が選択肢に含まれているとも限らないよ
と説明済み。

>前にも書いたけど、仮に予め選択肢の数が限定されているしたら、おかしな話になる。

別におかしくはなりませんよ。
実際の大腸菌の実験と同じように、
「突然変異がランダムなので、異なる結果になる」というだけです。

進化を操る超越者みたいなものがいれば、
進化の結果はいつも同じになるでしょう。

しかし実際には、レンスキーの大腸菌の実験で示されるように、
異なる系統に分けてそれぞれ進化させた場合、12の系統で異なる結果になり、
恐竜が鳥になるかのような新たな能力(クエン酸利用能力)の獲得が実現したのは12のうちの1系統のみでした。
(参考 ttp://6609.teacup.com/natrom/bbs/13905)

大腸菌の実験と同じように
もう一度歴史をやり直した場合、鳥のように飛べる脊椎動物が生まれる可能性は高いですが
今のような“鳥”になる可能性は低いでしょう。
選択肢の数が、運で限定されますからね。
理解できますか?

また、他の進化の実例で説明するなら、
ティラノサウルスは、羽毛を一度獲得してから成体が羽毛を失うという
“遠回り”をしていますし、
我々の手は、5本の指の一本が親指として物を掴むのに対し、
パンダはそのような形にならず、手のひらの骨が親指のような役割を果たします。
選択肢が限定されていたから、このような結果になったわけです。

ちなみに、
「あなたは大腸菌の実験は鳥の進化と違う」と述べただけであって、
予め選択肢の数が限定されていたら
どこがどのようにおかしくなるか具体的に説明できていません。
おかしな話になるというのなら、きちんと説明してくださいね。できないでしょうけど。

自分が運命の産物でなくて、偶然の産物だと認めたくない気持ちは分かりますし
別に認めなくても構いませんが、それは所詮、客観的根拠の無い信仰なのだと理解してください。


>しかし仮に常に2つの選択肢だとしても、小さな変化を積み重ねる必要があるから、少なくとその変化ごとの2の乗数になる。
>勿論個体はひとつではない。
>しかも選択肢は二つな訳はない。
>進化のポイントも無数に存在する。
>どれだけ膨大な数を積み上げていく必要があるのか?

鳥へと至る進化は
三畳紀後期(2億3000万年前)から白亜紀前期(1億5000万年前)にかけて起こりました。
まず、ある小型の恐竜が100万個体いるとします。
仮に鳥と同じように、繁殖するまでに1年ほどで、毎年繁殖するとすると
少なく見積もっても毎年100万個体以上は生まれる計算になりますね。
さて、三畳紀後期から白亜紀前期まで、およそ8000万年。
合計、80000000000000個体が生まれる計算になります。

およそ1億違いがあったとしても一つの違いごとに1万個体使えることになります。
鳥の遺伝子の数およびその遺伝子あたりの適応に関わる塩基数を考慮したとて、
あなたの想像する「必要とされる膨大な個体数」よりも、
実際にいた個体数のほうが多そうですね。
はい、残念でした〜。


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