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インドの聖典と科学、ヒンドゥー創造論
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:
ヒンドゥー教と科学(5)
:2009/12/03(木) 12:28:32 ID:y/A30omY
このシンプルな例はヒンドゥーの見解が宗教と科学とをどのように関係付けるかを
説明するものだが、言うまでもなく大部分の現代科学者は今のところ
彼らの科学的観点と方法論に形而上学を含めるよう推し進めることを困難としているだろう。
ヒンドゥーの見解からすれば、現代科学は筋道の通ったものだが、知ること、現実理解への不完全な歩みである。
現代科学の観点からすれば、ヒンドゥー教は現実の基礎と、この現実を知ることの意味を
構成する過程においてあまりに極端である。ヒンドゥー教と科学との間の関係は
したがって入り組んだものである。一方では科学の基本的アプローチを受け入れることはできるが、
それは現実の形而上学的要素の容認から来ており、ギーターとヴェーダは、
今日の科学では出来ない、真理の探究について必須のものとするこれらの原則を含有する。
したがってヒンドゥーの科学観が誤りではないが、もっとも、
現実の限定された見方のみを示してはいる、と言うのは公正である。
科学が形而上学的現実の探求に門戸を開けるようになるまで、それは
現実の全ての本質の理解に足らないものに留まるだろう。
一般的に、ヒンドゥー教の、平均的な、またリベラルな面は
科学に対して好意的で開かれている。しかしながら
ヒンドゥー教の保守的な面は科学に対して閉ざされたままだろう。
興味深いことには、私は量子力学、粒子、ひも理論、宇宙論その他のような
宇宙への平凡な機械論的観点を超えて答えを提示するように思える
「最先端」の研究分野で行われている研究のような、ますます可能性を増す
現代科学に、現実の形而上学的視点のゆるやかな容認を見る。
これらの新しい学説がどこに到達するのかを見て眺めるのは刺激的になるだろう。
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