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インドの聖典と科学、ヒンドゥー創造論

6ヒンドゥー教と科学(3):2009/12/02(水) 14:07:54 ID:8iabB/Ok
多くの方法で、宗教と科学との関係は、特定宗教の信者が聖典を
どう見ているか、で測定することが出来る。そして当然ながら
ヒンドゥー教の中には、保守的なヒンドゥー教の観点、現代的でリベラルな観点、
その間に位置する全てが存在している。保守的なヒンドゥー教は
ヴェーダが神からの直接の啓示であり、故に誤りがないとする。
もしそれが理屈(感覚的認知や現代科学)に合わないものが
ヴェーダに述べられていても、受け入れなければならない。
これは宗教的原理主義である。一方で、ヴェーダが多く霊的なことを
含むのだと認めているヒンドゥー教徒もおり、そのうえ、彼らは
ヴェーダが無謬ではなく、科学や理屈に反するヴェーダの部分を
拒絶できると考えている。これは宗教的リベラル思想であり、
合理主義と世俗化の高い度合いに関わっている。
そして最後に、大多数のマジョリティである、ヴェーダが神的な啓示を
含むことを受け入れつつも、欠点があり、そのおかれた歴史の中によって
制約された人間の手で書かれ、記録されたために誤りから自由ではない
と考えるヒンドゥー教徒がいる。したがって、理屈や実証された科学と
歩調を違えているように見えるヴェーダの部分も拒絶されるわけではないが、
理屈と、結局は科学と一致させる方向で解釈し直さなくてはならない。
これら三つのアプローチ全ては神学や解釈学、聖典理解という領域に分類される。
確かに、あらゆる宗教には、聖典解釈の中の、これらの流儀の一つに賛成する
支持者がいる。その結果、科学に対する彼らの観点は、三つの一般的な流儀の一つに従う。


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