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ヒト起源について

47ミケ:2007/08/31(金) 03:43:35 ID:???

>或いは、
>>仮に、「チンプも実はかつて常時直立二足歩行を獲得していたが、後に二次的に二足歩行を失っていた」なんてことが明らかになったらどうします?
>こう言う「超越的理論」について、頭の中だけのおとぎ話、空想物語と言いたい訳です。
>少しでも、化石や進化人類学の書籍をかじったものなら、絶対出てこない珍論です。
>化石発見に至る底知れない苦労や、地道なフィールドワークに思いを致せば、怒りさえ感じる軽さです。

オイオイ……。それはただの喩えですよ?
私自身がそんな論を主張しているとでも思ったんですか?
あなたが、必要以上に「二足歩行するのがヒト」という定義にこだわっているのを見て
生物分類上の定義・基準とは変わりうるものであり、
定義にとらわれすぎるのは危険であると忠告したんです。

今はヒト祖先系統とそれ以外の系統を区別するのに
「直立二足歩行が一番使える」からそう定義しているだけのことであり、
その定義はのちのち(鳥の定義のように)覆る可能性もある。

だからこそ、「定義と矛盾するから間違いだ」という考えは危険なのです。
定義と矛盾するような事実が出てきた場合に、
頬かむりをして見なかったことにしてしまうかもしれない。

生物学を学んでいく上で、いや、科学ならなんでもそうです。
定義というのは単なる「名前」に他ならない。
定義に矛盾するから間違いだ、というのが通用するのはせいぜい数学くらい。
定義と現象に矛盾があったら、それは定義の設定か運用のしかたがマズイってことです。
今回の場合なら、「直立二足歩行を常時行う」と「直立二足歩行が可能」とを混同した、定義の運用ミス。

しかし問題なのは運用ミスしたことではありません。
あなたは、ヒトの定義と矛盾するからといって、現象のほうを否定しようとしましたね?
「チンプが二足歩行できるとしたら、チンプはヒトになってしまう。したがってチンプは二足歩行できない」と。
定義(しかも運用法を間違っている)なんぞのために現実から目を背けようとしたのですよ、あなたは。

それがあなたにとっても良くないと思ったから、わざわざ文を割いて忠告したのですよ。
「直立二足歩行するのがヒト系統」という定義だって、こういう事実があれば覆るでしょ。
だから定義を絶対視して現象を否定するのはダメだよ、という意味でね。


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