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ヒト起源について

18ミケ:2007/08/29(水) 13:37:31 ID:???
質問をまとめてくださってありがとうございます。
目の着いたところから逐一コメントなりツッコミなりしていこうと思っていたので
そちらが優先順位を設けてくれたのはこちらとしては非常に助かります。
それに応えて丁寧に答えるので超絶長いです。ご了承ください。
まずは前半。

○ミケさんが「前適応が無かった為」とした、パタスモンキーやプレーリードッグ、ミーアキャットの、きれいな直立姿勢の件。

第一掲示板でのGBさんのコメントを引用します。
>繰り返しますが、他のサルたちはヒトとは異なるそれぞれの「歴史」に基づく方法で適応し、生き延びたのでしょう。「見張り」動作なども含めて。

上記を踏まえれば簡単なことです。
パタスモンキーやプレーリードッグ、ミーアキャットはは本当のヨチヨチ歩きしかできないから二足歩行に移行することはなかった。
ヒト・チンプの共通祖先は、二足歩行と四足歩行が同程度にできていたと考えるのが最節約的(もっと後で詳述します)なので二足歩行に移行する余地があった。
ここまで書いて自分で思いました。
>>17でAH1さんの言ってることのほうが分かりやすい。。。orz


○直立二足歩行に「なれなかった」ヒヒについて、そのことによる不都合は何か?

質問の意図がよく分かりません。
いつの投稿に含まれているか教えていただければ、前後の文脈から適切な答えかたができると思います。


○ヒヒなどについては「同じ環境下」だが、「前適応」が無かった為、直立二足歩行に移行できなかった。
チンプは「前適応」で充分可能だったが「環境」が違ったので移行しなかった。
……とする、ご都合主義(ダブスタとも言う)の件。

そもそも私は
ヒヒとヒト祖先が同じ環境だったかどうかにもあなたと同じように疑問を持ってはいます(後段のサバンナ説どうこうのところを参照)。
ただ、あなたの質問にあわせているのでこういう言い方にならざるを得ないんことをまずご了承ください。
説明長くなるから省きたかったけど、後段でも私がサバンナ説支持と勘違いしてるっぽいから

チンプはヒトにより近い親戚で、ヒヒは遠い親戚です。
チンプは体の構造がヒトに近いけれど、ヒヒは遠い。
先にも述べたように、進化を考える上では系統的制約というのがとても重要でして、
親戚関係の遠いもの同士を比較する場合と近いもの同士を比較する場合とでは話が変わってきます。

体の構造が近い種類どうしにおいては、
同じ環境に置かれれば似た変化を示すことが期待されるのに対し、
体の構造が遠い種類どうしにおいては、
同じ環境に置かれても異なる変化を起こす可能性がある。

したがって体の近い構造のもの同士が異なる進化をしたのなら
それは原因を環境(淘汰圧の方向)に求めるべきなのに対し、
体の構造が異なるもの同士の場合は環境かもしれないし、体の構造による制約(系統的制約)かもしれない。
ヒトとヒヒの場合は環境は分からないけれど、系統的制約が大きかった(仮に環境が同じだったとしても同じ結果になっただろう)という意味で前適応でしょう、と答えたのです。

いいですか?科学においては条件を揃えて比較するのが常識です。
チンプ・ヒヒ・ヒトでは条件がバラバラなので一度に比較はできません。
それぞれの違う点を述べただけでご都合主義だダブスタだと言われては科学的比較なんてできませんがな。


○ブラキエーションは前適応にはなりえないのではないか、と言う件。

これについてはちょっと話が一人歩きしてますね。
私の投稿を読み返してみてください。ブラキエーションが全てだとは言ってないでしょう。
全部がブラキエーションで揃う必要などないんですよ。
そんなこといったらそれこそ
「目のような複雑な器官が一度にできたのは考えられない」
「ミイデラゴミムシのガス噴射装置は、必要なものが一度に揃わなければいけない」
なんていう主張と一緒になってしまいませんか?

背骨が重力を支える方向は逆ですが、内臓にかかる重力の方向は同じ。腹側への方向だったのが足側になります。
でもそれより私が注目しているのは、肩の関節。
肩の自由度が増したなら、今度は「腕を補助的に使った樹上での二足歩行」が可能になる。
まあこれについては私の個人的推測であり、裏づける(もしくは否定する)資料を探すのがめんどくさかったのでアレ以上言いませんでしたが。


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