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神の存在/不在と科学の範囲

229tema:2007/01/18(木) 06:54:55 ID:???
HAKASEさんへ

>>212
>確か量子力学の理論では「事象は確率的に決まる」というのが前提のひとつになってたと思いますが,カオス時系列解析を使うとそれが本当に「確率的」なのか,それとも確率的のように見えても実は特徴がある(カオス的)なのか評価できます.
>もしカオス的な特徴が見つかれば,例えば10000回の観測の後の10001回目の観測結果を予測できる可能性があります(カオス的特長が見つかったからといって必ず予測できるわけではないですが).

 「カオス時系列解析」は言葉すら聞いたことがなかったtemaですので、間違ってたら指摘して下さい。

 カオス理論で扱う「カオス」とは、「一見ランダム(ノイズ)に見えるが、実際は特定の数式により生成される(無限の)数列」と認識しています。ここから、カオス時系列解析とは「カオス」内の特定の数列を近似できる非線形微分方程式を求める技法、と想像しています。

 もし波束の収束が未知の数式により決定されているとしたら、収束する時刻および位置はカオス的でありカオス時系列解析により予測できる可能性があるのでしょう。しかし、波束の収束は非決定的であり、カオス的ではなくノイズである、と認識しています。
 この場合、カオス時系列解析を行っても意味がありません。

 また、解析のために使用する数列(この場合、波束が収束する時刻および位置)は観測によって得られます。しかし波束は観測した時点で収束するため、肝心な基情報に観測が多大な影響を及ぼします。このため、解析のための数列すら入手できません。

 以上により、カオス時系列解析を使用しても検証はできない、と考えます。


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