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minglingましょう

32ニュッサ:2012/01/13(金) 16:48:52
そうですね。ただ、それは単に、祈りに集中するためであって、
根本的には、この世の生活が悪だという意識はないと思います。

しかも、そうやって、砂漠にひきこもって祈る修道者たちは、
ひとりでありながら、世界とつながっている意識があります。

むしろ、世界と真に連帯するため、砂漠でひとりで祈るわけです。

なぜなら、正教の救いとは、全被造物、全宇宙の救いであり、
変容だからです。

ですから、彼らは祈りの力の現実性を信じています。
祈りは、まさに神化の祈りであって、アトスの祈りがなければ、
世界は滅んでいただろうと。

その辺の事情は、「シルワンの手記」という本が詳しいです。

ただ、補足ですが、

もちろん、ネオプラトニズムに影響されている人たちは、
世や魂からの切り分けを言います。例えば、エヴァグリコスなどです。
でも、それは本来の東方にはないものです。

そう言えば、正教で終末について話されるのを聞いたことは一度もないです。

彼らにとっては、終末はすでに実現されたものであって、
ヨハネの現在的終末論を地でいっていると思います。


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