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群馬県民スレPart2

975凡人:2016/01/25(月) 11:12:40 ID:zll/WUzM0
古代エジプト人の祈り 県立館林美術館で企画展【群馬】
2016年1月25日 東京中日

古代エジプト人の宗教観や死生観がうかがえる展示品=館林市日向町の県立館林美術館で

 日本初公開となる古代エジプト文明の彫像や装飾品などの企画展「古代エジプト美術の世界展-魔術と神秘」が、館林市日向町の県立館林美術館で開かれている。松下和美学芸員は「古代エジプトの歴史を切り口にした展覧会は多いが、今回は古代人が込めた祈りや願いなどをテーマにした珍しいもの。今日の私たちにも通じるところがあるのでは」と来場を呼び掛けている。三月二十一日まで。 (原田晋也)

 展示されているのはスイスの実業家ジャン・クロード・ガンドゥール氏が長年収集してきた美術品を管理しているガンドゥール美術財団の所蔵品。日本ではこれまで北海道、福井、東京で巡回展を開いており、群馬が国内最後となる。

 会場には、紀元前三〇〇〇〜三〇年ごろの王や上層階級の人々の副葬品や神殿に納められていた約百五十点が並び、当時の宗教観や死生観がうかがえる。

 石板「シプス」には、ワニに乗りヘビなど危険な動物をつかむ神の絵や古代エジプトのヒエログリフ(象形文字)が刻まれている。危険な動物から身を守るために作られたもので、シプスの上から水やビールなどを注ぎ、その液体を飲むことで魔法の力で守られると信じられていたという。

 棺(ひつぎ)の一部で、ミイラにかぶせられた木製のふた「マミーボード」には、神を表す絵や模様がびっしりと描かれているほか、「死者が来世で幸せに生きていけるよう食料などを与えてほしい」という意味のヒエログリフが書かれている。

 館林美術館は、古代エジプトの美術品から影響を受けたフランスの動物彫刻家フランソワ・ポンポンの作品を国内で最も多く常設展示している。ポンポンは、パリのルーブル美術館に通ってエジプトの美術品に親しんでいたとされ、作品のシンプルなシルエットなどに影響が見いだせるという。三十日午後二時から、エジプト美術がポンポンに与えた影響について解説する無料の講演会がある。事前申し込み不要。

 入館料は一般八百二十円、大学・高校生四百十円で、中学生以下は無料。開館時間は午前九時半〜午後五時で、月曜休館。問い合わせは県立館林美術館=電0276(72)8188=へ。




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