レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
群馬県民スレPart2
-
人口がなくなっても、「貴重な無形文化財」?そこには現代を生きる人々への関心がまったく向いていないことを象徴していると言えないだろうか。笑
****
県内唯一 能の原型継ぐ…前橋・二之宮式三番叟
2016年01月24日 Yomiuri
二之宮式三番叟を披露する保存会の会員ら(前橋市二之宮町の城南公民館で)
◆5月に薪能と共演
前橋市二之宮町に伝わる神事芸能「二之宮式三番叟」を保存・継承していくため、市などは今年5月、「二之宮式三番叟・薪能まつり」と題して、薪能と組み合わせた新たな行事を開催する。本番に向けたプレ公演が23日、二之宮町の城南公民館で開かれた。
五穀豊穣を祈る農村神事として生まれた「式三番」は、能の演目の「翁」と同じもので、能楽の原型とされる。神事から分化し、芸として洗練されていったのが能だ。
二之宮式三番叟の始まりは中世に遡るとみられ、人が古式により舞う式三番は県内で唯一という。二之宮町無形文化財保存会が代々受け継ぎ、毎年4月15日に二宮赤城神社の例大祭で舞っている。保存会の長嶋正雄会長(68)は「余興ではなく、神様に奉納するための神事。地元の人にもなかなか意味をわかってもらえない」と継承の難しさを語る。
新たな行事は実行委員会と市が主催。人口減少で担い手が少なくなる中、地域の貴重な無形文化財を県内外に発信していくのが狙いだ。手島仁・市歴史文化遺産活用担当参事は「農村神事と、芸として極限まで高められた能の両方を味わってもらいたい」と期待を込める。
23日のプレ公演では、保存会の会員が二之宮式三番叟を厳かに舞った後、高崎市出身の能楽師の川原恵三さん、大槻崇充さんが能の謡「神歌」と仕舞「高砂」を披露。続いて、大槻さんの指導で観客約150人も参加して「高砂や」で始まる待謡に挑戦した。難しい節回しに苦戦しながらも、皆で楽しそうに声を張り上げていた。
本公演は5月8日、二宮赤城神社の舞殿で開催予定。二之宮式三番叟に続いて、能「高砂」を上演する。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板