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群馬県民スレPart2
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西邑楽土地開発公社 大泉町5億円財政投入 土地売却損で債務超過【群馬】
2016年1月21日東京中日
写真=西邑楽土地開発公社が千代田町に保有する商業用地
大泉、千代田、邑楽の3町が出資する西邑楽土地開発公社が、2015年3月期に欠損金(累積赤字額)が資本金を約4億7000万円上回る債務超過に陥り、要因となった大泉町が15年9月に約5億4000万円を一般会計から財政投入したことが分かった。債務超過が解消したことから大泉町と、借入金のない邑楽町は、ともに今年3月末に資本金を引き揚げて公社の経営から脱退し、4月からは千代田町が単独で引き継ぐ。 (菅原洋)
◆大泉・邑楽抜け、千代田単独経営へ
県内の自治体が経営する公社が債務超過となるのは異例。西邑楽土地開発公社が債務超過に陥ったのは、一九九〇年代のバブル経済の崩壊と長引いた不況などにより、地価が大幅に下落し、長期的に保有していた土地が含み損を抱えたのが主な要因だ。
大泉町は町政の見直しなどに伴い、二〇一四年三月期に公社が保有していた町内の土地二カ所、計約五千二百平方メートルを民間に計約一億四千万円で売却。含み損は計約一億六千万円の売却損となり、同額を繰越欠損金に計上した。
公社の資本金は三町が一九七四年の設立時に三百万円ずつ出資した計九百万円のため、同期の段階で繰越欠損金の額が資本金を上回り、債務超過となった。
大泉町は二〇一五年三月期にも、公社が保有していた町内の土地三カ所、計約七千九百平方メートルを民間に計約一億三千万円で売却し、含み損は計約二億七千万円の売却損となった。
大泉町は同期にさらに売却損が加わって膨らんだ債務超過額を解消するため、財政投入に加え、公社が町内に保有していた残る約二千五百平方メートルの土地を約一億六千万円で買い取った。
邑楽町は公社が保有する町内の土地もないため、大泉町と同時に経営から脱退する。
一方、千代田町は公社が抱える町内の土地が残り、今後は工業団地などの事業も検討しており、単独で公社の経営を引き継ぐ。
公社の経営形態の変化に伴い、三町はそれぞれの町議会の一五年十二月定例会で公社の定款を変更する議案をいずれも可決した。公社は本拠を大泉町に置き、代々の同町長が理事長を務めてきたが、四月からはともに千代田町へ移る。
大泉町都市整備課は「バブル経済の崩壊と経済環境の変化により、町政の見通しも変わり、将来に負担を残さないようにした」と説明している。
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