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FIFAワールドカップ2006を語ろう

814名無しの関学生:2006/06/20(火) 22:11:28
確かに、柳沢のシュートは悔しかった。クロアチア戦の後半6分、
加地からのクロスをゴール目前で合わせたのに、ゴールを大きく外れた。
日本中で「オレでも入るよ」と叫んだ人も多かっただろう。さすがに、柳沢自身も試合後はがっくりして
「インサイドキックで蹴れば良かった」と話したらしい。ただ、勝てなかった責任を誰かに負わせ、
フラストレーションを誰かに向けるなら、その標的は柳沢なのかもしれない。

技術的な問題や、精神的な面など、いろいろ言われているけれど、結果として入らなかったことは事実。
「しっかり蹴れ」とか「もっと落ち着け」とか周囲は言うけれど、代表のエースとして活躍してきた横浜FCのカズは違った。
「こぼれ球を狙ったんだよ。体勢がそうだもん」。加地が打ったシュートの跳ね返りを狙っていたら、
いきなり自分の前に来た。それで反応が遅れたというのだ。

ビデオで見返すと、確かに加地はゴールを見ながら右足を振り抜いている。その動きを見ていた柳沢は、
相手GKを目掛けて詰めている。はじいたボールを押し込むためだ。仮にクロスに合わせるなら、
体は右側に開いているはずだが、そうではなかった。加地の「シュート」はミスキックとなって一直線で自分に。
慌てたとしてもおかしくないし「突然ボールが来た」と思っても不思議ではない。

もちろん、柳沢がミスをしたことに変わりはない。
仮にこぼれ球を狙っていたとしても、ボールに瞬時に反応するのがストライカーだ。
ただ、プレーには、いろいろな見方がある。状況がある。
右からのクロスをシュートミスしただけではなく、そのプレーに至った理由がある。
カズと同じ横浜FCの城は「一番悔しいのは本人なんですよ」と言った。98年フランス大会無得点で、
帰国時の成田空港で水を掛けられた苦い思い出があるだけに、その言葉は重い。
あまりに大きい柳沢のミス。だからこそ、その悔しさをブラジルを相手にぶつけてほしい。

日刊スポーツ:荻島弘一


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