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戦争を考える
393
:
犀角独歩
:2006/01/12(木) 15:15:55
当スレにおいて、戦争を考えるということ、軍備増強、憲法改変、また、日蓮主義、日蓮信奉者の戦争責任といったテーマは、実は真新しいテーマではなく、敗戦後、間もない時期から、殊に朝鮮動乱を経、以降、常に論じられてきました。ここ富士門でいえば、小笠原慈聞、戸田城聖、池田大作という名は、単に自宗内の問題としてではなく、日本史的な視点から考証される余地を多く残しています。また、わたしがしばしば挙げる石橋湛山、妹尾義郎、中濃教篤といった日蓮門下の人々の動向も同様です。(以上、歴史的記述なので、敬称略)
以上の点は、「日蓮」の脱歴史化、再歴史化という例えば西山師が指摘されるような点で、現在進行形で考えられており、また、当掲示板での議論もまた、在野の、取り分け、富士門下のフリーランスな考証は、それなりの意義を有すると考えます。
わたしは、「戦争を考える」というテーマについて、「日蓮」との関わりで考えるとき、その軍事翼賛、政治参加動機、もしくは宗教信念という人間の精神活動に共通する心理に着目して考えてみる必要性を痛感しています。
しかし、このようなわたしの思念は、独自なものではなく、ドイツのヒトラーと国民に係るナチズムの研究、また、近代では、所謂「カルト」問題の研究で適用された社会心理学的分析という学術的な視点からの考証に拠ります。
さて、昨年、議論が中断しましたが、わたしは「権威主義的パーソナリティ」という点は、看過できないと考えています。
ここで、まず注記しておかなければならないのは、「権威主義的パーソナリティ」という社会心理学的説明と、俗訛された「権威主義」という語彙における“権威主義”は同音同字であるけれど、意味するところは異なっているということです。また、憲法上で言われる「権威」も、また、違っています。
以上の点は明確化するために、まず、「権威」という語彙から考えていきたいと思います。
先の議論では、権威ということが必ずしも規定されないために、混乱がありました。
権威について論じるとき、「何が権威か」という点を、より明確に記述すれば、「何を権威とするのか」という点を議論されなければならないわけです。
たとえば、自衛隊翼賛者は自衛隊を権威と考え、天皇翼賛者は天皇を権威と、宗教より政治を首都考える人にとっては宗教より政治が上位にある権威であり、宗教を政治のうえにあると考える人にとって宗教が上位の権威である。さらにその宗教の中でも、日蓮を本仏と考える人にとっては日蓮は釈迦以上の権威である。また、「先生」を尊敬する人にとって、「先生」は最大の権威であり、また、特定集団を唯一絶対と考える人にとっては、その集団が最大の権威と“なっている”ということです。
では、このような権威を認識し、その権威に服従、従属、もしくは信託、ないし、準拠しようとする心理を、社会心理学では「服従」というわけです。この「権威と服従」というヒトの生物学
的特徴が、実は2人以上の人間関係、人間集団から、政治、憲法、国家、ひいては戦争に関与する人間の根元的な心理になっていないのかという点を考えてみたいというのがわたしの記そうとしてきことです。
では、わたしがここで「権威主義的パーソナリティ」という釈迦心理学的分析を挙げるとき、この社会心理学成果を権威としていないのかという疑問は当然、起きることです。
これについて、わたし個人の意志を述べれば、別段、権威構造を形成していないと答えることになります。なぜならば、学問的成果は日々進歩、発展、書き換えられるものであり、そこに全幅
の信頼を置くわけではなく、それを無謬として固執するわけでもないからです。それ以上の説明理論があれば、付与すればよいし、間違っていれば、捨てればよいというフローな認識として利用しているのに過ぎません。つまり、この学説を絶対的なものと見なすわけでもなく、拘泥するわけでもないので、特に権威としているわけではないわけです。
いわば、このような柔軟な発想とならず、特定のもの(有形、無形)を絶対的な
ものと見なし、それを権威とし
ていないのかという自己点検を促すことを、この議論で目的にしていたわけです。しかし、このような議論の方向は、絶対的権威を指標する人々の感情を逆撫でするものであることは、むしろ、先の遣り取りで充分に証明されたと言えるかもしれません。
以上、まず、権威とはなにかではなく、「何を権威としているのか」という分析であるという点を、まず留意いただきたいと思います。
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