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戦争を考える
194
:
犀角独歩
:2005/12/03(土) 17:14:44
今後、当スレの考証では、しばしば引用しようと思いますが、S・ミルグラム著『服従の心理』(河出書房新社)は必読書であると推薦しておきます。
ここで、「戦争を考える」という点で、戦争(=大量殺人)はイメージ化されている点をまず指摘しなければなりません。先にも引用しましたが、
「道具や武器があいだにはいったために、抑制メカニズムが利かなくなったことをコンラート・ローレンツが述べている。『このことは、さらにいっそう、現代の遠隔操作兵器を使う場合にも当てはまる。発射ボタンを押す人は、自分の行為から完全に遮断されており、それを見ることも、聞くことも、あるいはその他の方法で情緒的に実感することもないので、兵器でそうすることができる。たとえ、想像力を負わされていたとしても……』『攻撃』ⅠⅡ、日高敏隆・久保和彦訳、みすず書房、1970年)」(P273)
また、このような構造は
「破壊的な官僚組織の有能な策略家なら、人員をうまく配置して、いちばん冷酷無情な者だけがじかに暴力に関係すればよいようにすることができる。人員の大部分を占めている男女は、実際の残虐行為から遠く離れているために、それを助ける職務を果たしていても、ほとんど緊張を感じないであろう。彼らは二重の意味で責任を免れている。第一に、合法的権威が彼らの行動を完全に是認しているため、第二に、彼ら自身は残忍な行為を実際にやっていないためである」(P186)
直前の引用文は、ある面、軍備を提示する側の国民への情報操作の面とも一致しています。また、ここのところ、議論されてきた点とも、一致しているようにわたしには思えます。
夏の頃でしたか、アメリカのハイスクールでの取材報道が放映されたことがありました。これは反戦運動家であれば、皆、遭遇したことですが、我々日本人が成育過程で必ず目にしてきた原爆投下後のあの悲惨な写真資料を、アメリカ国家は教育現場における操作によって抹殺しています。この点を、この報道は見事に映し出していました。
はじめに、アメリカの学校で使用される歴史教科書で第二次世界大戦の知識を得させ、原爆投下について、生徒たちに議論させます。
アメリカの子どもは言います、「たった数十万人の日本人が死んだだけで戦争が終わったんだから、原爆投下は正しい選択だった」
たった数十万人と子どもは事も無げに言いました。
授業の最後に多数決を取ります。結果は大多数が「日本への原爆投下は正しかった」に投票しました。
そのあと、日本人ディレクターが、この子ども達に、日本で出版されている原爆写真集を閲覧させます。それを見た子ども達は顔色を変えて言いました、「私たちはこんな残酷なことを隠されてきたのかな?」
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