したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

戦争を考える

132匿名:2005/11/28(月) 22:28:23

国連に触れて少し記述をいたします。

国連の分担金は、アメリカと日本でほぼ40%を賄っています。
私は、国連は、敵国条項の日本はさておいても、常任理事国であり大スポンサーであるアメリカの意向にはなかなか逆らえないものだろうと最近まで思っていました。
ところが、どうも違う流れになりつつあったらしいということが、国連改革の裏事情などの表面化でわかってきました。

平和の殿堂といわれてきた国連ですが、その機能はいまだ冷戦状態時のまま動いているといわれていて、その点においても改革の必要に迫られています。
ところが、ここへきて、国際機関としての権威を失いかねないほどの腐敗の実態が露呈しているとのこと。
その一端は、イラクの石油を巡る国連職員の汚職といわれています。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/17/dga_0908.html

イラクのクウェート侵攻を発端とする湾岸戦争の後、イラクは経済制裁を受け、自国の石油が輸出できなくなっていました。
当然、イラクの国内経済は衰退します。
イラクの石油埋蔵量はサウジアラビアに次いで世界第2位、世界中で発見されている全埋蔵量の11%を占めるそうです。
ちなみに、第一位のサウジアラビアの石油埋蔵量は世界の24%で、イラクの2倍を占めます。

こうした状況のなか国連は、「Oil For Food Program(石油・食糧交換計画)」と銘打って、輸出できないでいるイラクの石油輸出を限定的に認め、その代金を国連が管理していました。
ところが、その管理に不正疑惑があったということが表面化してきたといいます。

人道支援の名目でイラクから買い上げた石油を、国連職員が世界各国に横流ししていたことが露見、さらにその石油代金のほとんどが、サダム・フセインの懐に入り、本来の目的であった人道目的などには使われることなく、イラクの軍事費増強につながっていたという事実も明らかになってきたとのこと。
こうした国連の不正には、アナン事務総長の息子が中心となっていたとされ、国連職員もコミッションやワイロを受け取っていたといわれ、さらに、アナン事務総長も関与していた疑惑まで取り沙汰されてきました。

イラクの経済制裁は、平成15年5月22日に解除されるまで続き、その後、イラクは石油の輸出決済について、ドル決済からユーロ決済へと転換すると発言し、そして、アメリカは攻撃を開始しました。

アメリカは世界最強の軍事力をもって、世界の覇権を手中に入れたいという思惑があるものとしても、石油産出国である中東各国には、アメリカに付け入れられるだけの問題が野放しになっています。その最たるものが、国内的な極端な経済格差、つまり日本ではおよそ想像もできないほどの貧富の差があるといえるでしょう。

とにかく、国際的な経済制裁というのは、その国を追い詰めます。かつて戦前の日本もそうでした。
イラクはエネルギー資源を持つ国として、輸出が出来ないという、経済制裁を受けた。
一方、戦前の日本は、エネルギー資源を持たない国として、輸入が出来ないという、経済制裁を受けたわけです。

戦争を考えるときに、このエネルギー問題は決して切り離せないことを、まず心して知っておくべきことかと思います。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板