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現代人が納得できる日蓮教学

654乾闥婆:2006/04/27(木) 14:17:58
犀角独歩さんの言われているところは理解しております。まったくそのとおりであると考えます。

末木氏は『仏教vs.倫理』の中で、では記憶の風化に対して何が有効なのか、それは日本仏教の受け持ってきた葬儀を通しての死者との向かいあいだといい、葬式仏教を鍛えなおすべきだといいます。著者の熱い思いは伝わってきますが、ピンと来ません。記憶に対して制度としての葬式仏教を掲げたのでしょうが、そのような発言を通して何がどう変わってゆくのか、日本人の死者に対するあり方が意識のレベルでどうなるというのか、まったく分かりません。発言が空回りしているようにも思います。そのような制度も結局は風化の道をたどってきているのではないのか。葬儀という制度が記憶の倫理よりも強靭であるという根拠は見えません。

>しかし、ここに花野さん・末木さんの脈絡は、全くといってよいほど感じられませんが、これはわたしの誤認識でしょうか。

確かに末木氏は脈絡から外れているところで発言してしまっているのだと思います。葬式仏教を鍛えなおすることと「末木さんはヒロシマ、イラクに共通する核兵器問題で何をしているのか」ということとは直接結びつくことではありません。まさに制度の内部から核兵器問題にも言及してみた、というに過ぎないのでしょうし、それは末木氏の死生観を表明する際の一項目に過ぎないのではないでしょうか。そういったスタンスに対する苛立ちは理解できます。

>わたしは末木さんをここで俎上に上げたところで、日蓮の実像を探ること、もっと具体的に言えば、当スレのテーマである「現代人が納得できる日蓮教学」とは結びつかないので、やめにしようと言っているのです。

現代人であるところの末木氏は『日蓮入門』などの一般向けの入門書も出されているのですから、その著者の主張が現代人にいかに納得されえるのか納得されえないのかが議論されることは、私のような素人にはとても参考になります。高いレベルで議論されている方々には申し訳なく思いますが、犀角独歩さんと文殊さんの議論をROMさせていただいて、とても勉強になります。もちろん文殊さんは高い学識を持っておられるのですから、なおさらです。


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