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現代人が納得できる日蓮教学
628
:
犀角独歩
:2006/04/23(日) 09:17:37
文殊さん
少し遡りますが、
> 録内御書
録内と言っても、その編纂は蓮祖滅後100年以上を経てのことですから、まあ、録外より信頼度は高いけれど、その程度の基準にしか今はなっていないわけでしょう。門下伝説としては、蓮祖三回忌かなんかで行われたと言われてきた。しかし、実際は100年程あとのことであった。2年と100年ではこれはずいぶんと信頼度は違ってきます。真偽の判断基準にすることには躊躇いが生じることになったのでしょう。
また、今成師のご指摘であったと思いますが、たとえば『如説修行抄』を師は偽書であると断定されるわけですが、では、それが造られた時期はいつ頃かと言えば、日蓮在世であるというわけです。この説にわたしは吃驚させられましたが、しかし、あり得ないことではないと思います。日蓮は虚御教書には悩まされたようですし、偽書との格闘は既に在世に始まっていたと見るのは至当であると思えるからです。
日興の遺言であるとされる『日興遺誡置文』に
一、御抄何れも偽書に擬し当門流を毀謗せん者之有るべし、若し加様の悪侶出来せば親近すべからざる事。
一、偽書を造って御書と号し本迹一致の修行を致す者は師子身中の虫と心得べき事。
という2項がありますが、仮にこの置文が本当に日興によるとすれば、蓮祖滅間もなく、このような事態が生じていたことを物語っています。それが仮託であったとしても、録内編纂の頃には、既にこの事態は生じていたのではないでしょうか。わたし自身は、この100年の間に録内に突っ込まれたいま現在信頼されている写本にこそ、慎重になっています。特に日興写本には神経を払います。より具体的に言えば、真蹟を残さない日興写本を手放しでは信頼していません。その代表が『本尊問答抄』です。「末代悪世の凡夫は何物を以て本尊と定むべきや。答へて云はく、法華経の題目を以て本尊とすべし」という一節を真蹟遺文の次に置く理由もここにあります。
偽書問題は、日蓮門下一般のみの問題ではなく、当時の日本全般の出来事であったのであろうと推測されます。
> 偽書…誰に、何の目的のために…わざわざ宗祖に化託して「偽書」をこしらえたのか?
真偽問題を考えるとき、わたしは、このような「推理小説まがい」と言えば失礼かもしれませんが、疑義の立て方はかえって事実を探る邪魔になるものであると考えます。
以前も例に引きましたが、わたしが件の彫刻を北山所蔵の日禅授与漫荼羅を原本とし臨模・作為した模造品であると断定したとき、やはり、同じような視点から。わたしの鑑別を批判した人がいました。「なんで日禅授与漫荼羅を使わなければならないのか、北山にあったものをどうして、原本にできるのか、その点が説明されなければ採用できない」というわけです。
目的とか理由など、知る由もありませんが、しかし、日禅授与漫荼羅と石山彫刻の二つを比較するとき、画像として相似しているのは動かぬ事実です。つまり、捏造の経緯や、動機などがわからなくても、相似していることは一目でわかることです。
北山所蔵の日禅授与漫荼羅と酷似していると言うことは、要は石山所蔵の同漫荼羅は、北山のそれと酷似していることを意味するのであって、そのことから、いまは石山所蔵となっている同漫荼羅を原本としたという結論に達することになります。別段、その捏造動機など考慮する必要はありません。
翻って当て推量で申し上げて恐縮ですが、文殊さんが『総勘文抄』について、偽書仮託の動機を挙げることは、これは裏返せば、ご本人の信念体系から、この書が偽書であっては困るという“事情”があるからではないでしょうか。この点は本覚論についても、言えます。
そもそも真偽を云うときに証明の義務を追うのは偽を言う者であるというより、真を言う者であるというの世間の常識です。「本人であることを確認できる証書を提示してください」とか、「鑑定書はありますか」といった形で、一般社会では常に真である証拠の提示を求められます。
ところがおかしなことに、殊、日蓮、もっと言えば創価学会を含む石山圏という信念体系ではまったく逆のことを求められることになります。そして、肝心の真を証明すべき彫刻であるとか、文献類に関して、その真たる証拠を求めると、あろうことか逆に「偽であることを証明しろ」と開き直る始末です。何をか言わんやとは、このことでしょう。
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